【詩】見送る
自分は成長しているのかもしれない
ああでもない
こうでもない
身動き取れずに苦しんで
一歩も動けていないような
ほふく前進もできていないような停滞期
ちょっとゆっくりすればいい
ちょっとのんびりすればいい
むなしく通り過ぎる声
焦りも不安も内側でうずいている
もう少しかもしれない
もうダメかもしれない
その判断はどうすればいい
気分が沈んで晴れた空も仰げない
ここまでならどうしよう
この先に行けないならどうしよう
もがいてもがいて
ふと体が楽になる
すっと心が動く
ああ、自分は成長していたのかもしれない
いやないやな停滞期
楽しくもなんともない
やっと晴れやかに見送る
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