【詩】すぐににぎやかになる
あかるい光の中を走りぬける
風の声を聴こう
どこからきて
どこへいくの
霜柱が立つことのない地面に耳をすませよう
これからどうするの
これからどうなるの
氷の張らない池に声をかけてみよう
池の底はどうなってるの
水は冷たくないの
茶色の枝をそっとつついてみよう
いつ出てくるの
いつ咲くの
明るい太陽に笑ってみよう
朝はどれぐらい早くなるの
夜はどれぐらい遅くなるの
まだはじまったばかり
まだ目覚めはじめたばかり
ゆっくゆっくり
それからいっぺんに
あなたのまわりがにぎやかになる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?