秋の虫
秋の虫の音が強くなり、セミの声があまり聞こえなくなってきました。ほんの少し前まではセミの声が強く、秋の虫は押し負けていたのに、今ではすっかり自分たちが主役だと言わんばかりに鳴いています。
子供の頃の私は外で遊ぶことが多く、捕まえることはなくてもバッタやカマキリに遭遇しました。コオロギを見ることもあり、一瞬ゴキブリと間違えて大騒ぎしたこともあります。
虫が好きな人であれば鈴虫やコオロギや、それこそ色々な虫を捕まえて虫かごの中に入れるのでしょうか。私は虫を捕まえることは滅多にありませんでした。家に持ち帰り虫かごに入れて、眺めるということもほとんどありません。虫を見かけたとしてもちょっと捕まえて、すぐに草むらに逃がしていました。
秋の虫が鳴いている姿を見ることがほとんどなく、草むらの中で鳴くのを耳をすませて聞くだけです。
夏の終わりごろから庭の草むらで秋の虫が鳴き始め、今ではうるさいくらいです。その虫の音を子守歌にしながら、夜、布団の中でうとうとするのが好きです。
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