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さびしさをモノで埋める

 部屋がモノであふれているとき、自分が寂しいからかもしれない。片づけに関する本を読んでいると、たまに目にします。今日、まさに、その状況を経験しました。

 2022年3月で終了してしまった遠山顕さんの『英会話楽習』。2021年度、2022年度のテキストを本棚に置いたままでした。

 ・いつか読み返そう
 ・また気になって調べるはず
 ・置いておいたら安心

 いつか、きっと、その内、、、はほとんどやってきませんでした。1、2回見返した程度です。

 気づけばうっすらホコリがたまっていたので、とうとう、手放すことを決意しました。

 去年から聴いたり聴かなかったりを繰り返した『ラジオ英会話』。面白いと思って、今年は毎月テキストを購入して聴き続けています。

 遠山顕さんのラジオ講座が終わってしまって寂しい。この気持ちはけっこう大きかったようで、手放すことをずいぶんためらっていました。

 やっと手放すことを決めて、本棚からごっそりテキストを取り出した後、さわやかな風に吹かれた心地になります。それと同時に、思った以上に自分は寂しかったこと、その寂しさが癒えたこと、大西先生の講座『ラジオ英会話』やリスナーさんの熱意で元気になっていたことに気づきました。

 寂しくて手放せないものは、無理に手放さなくていい。いつの間にか自分の人生にやってきていた出会いに癒されていくから。

 すぐに愛せなくていい。すぐに忘れなくていい。

 気づいたら、、、元気になっているから。

 出会いはうれしくても別れはいやなものです。別れがいやだと思える出会いがあったことに感謝です。

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