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嬉しいこと


今息子がお風呂で大熱唱している。

それを聴きながら、晩御飯の準備をしていると、とても幸せだ。

親になって、本当の無償の愛や、見返りのない愛を知った。

今の所子供たちに感じている愛情と同じものを、家族以外の人に感じられたことはまだないかもしれない。

わかりやすく言えば、子供に何かあった時、迷うことなく自分が身代わりになりたいと、死んでもいいと、本気で思っているというようなことだ。

私は3人子供を育ててきて、いろんな感情や体験をさせてもらった。

その結果というか、一番思うのは、学歴でもお金でもなく、子供たちが楽しそうなことが私にとって幸せであるということ。

私は、子供が友達と一緒に車の後ろに乗っている時間がなんとなく好き。

私に見せることのないとこが見れるし、何より楽しそうにおしゃべりしているのがとで嬉しい。

友達とかと、大笑いしていたり、すごくくだらない話をしているのをそっと聞くのが、私の幸せだ。

私はあまり子供の会話に入って行かない。
客観的に聞いているのが好きだ。

へー、そんなことゆーんだぁ。
そんなこと思うんだぁと楽しくなる。

お風呂でなぜか古いサザンの歌を熱唱している、サッカーを終えて帰った息子の平和な声に今日も癒されるのだ。

そしてもうすぐ、学校とボートで疲れ果てて機嫌悪めの、女子高生が帰ってくる。

一年一年子供たちの変化と成長に励まされる。

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