うたうたいゆき

ウクレレやギターで弾き語りをしながら、よく海辺で過ごしています。 キャンドルを作り、灯…

うたうたいゆき

ウクレレやギターで弾き語りをしながら、よく海辺で過ごしています。 キャンドルを作り、灯しながら日々を音楽とコーヒーと共に過ごす。 焚き火をしたり、海辺で過ごすことが好き 3人の子供達を持つシングルマザー。 日々のこと、心のことなどをお話ししていきます。

最近の記事

あなたの推しは誰

仕事で御年寄りの女性と話している時に、突然質問をされた。 あなたの推しは誰? 目をそらさず私の答えを待っている。 私は今までアイドルや芸能人を熱狂的に好きになったことが1度もなかった。 色んな人が、グッズを買ったとか、ライブがあるから楽しみ!とか言っているのを いいなと思いながら、何かをすきになることはないまんま。 私は歌を歌っていて、音楽が非常に好きだけど、だからといって熱狂的に好きなアーティストがいる訳でもない。 日々聞く音楽も、気分や時間によって違うし、定期

    • 人を通して自分を見る

      ついこないだある人がすごくイライラした様子で私に話しかけてきた。 前に付き合っていた人が、新しい恋人を作ってSNSに二人の写真を載せているのをみて、とても腹を立てている。 もうイライラが止まらなくて、なんであんな最低なやつが! なんであんな奴と付き合うの?バカじゃないの!  嫌な奴なのに気づかないの? 私は彼氏できてないのに、なんであいつにはできるの! と騒いでいる。 その人を今も好きなわけではないと、何度も前置きをして、未練があるわけじゃないと、言い訳をして。 そして客

      • 本当の心

        自分の心がザワザワチクチクしている時、他の人にそれを見せないよう、空気を変えてしまわないよう、なるべくしっかり前を向いて、しゃんと人と話すようにする。 崩れそうに辛い日も、その日会う人たちが悪いわけではないから、見せたくはない。 ただ、ふと一人になった時、空を見て一旦また深い闇に堕ちていく。 接客をしていると、一日中何十人もの人と関わるので、気分転換にもなるが、顔に出さないよう必死だ。 いつも、大切なものほど向き合おうとしてぶつかったり、思いを全部伝えてしまったり、傷つ

        • 嬉しいこと

          今息子がお風呂で大熱唱している。 それを聴きながら、晩御飯の準備をしていると、とても幸せだ。 親になって、本当の無償の愛や、見返りのない愛を知った。 今の所子供たちに感じている愛情と同じものを、家族以外の人に感じられたことはまだないかもしれない。 わかりやすく言えば、子供に何かあった時、迷うことなく自分が身代わりになりたいと、死んでもいいと、本気で思っているというようなことだ。 私は3人子供を育ててきて、いろんな感情や体験をさせてもらった。 その結果というか、一番

        あなたの推しは誰

          あなたはどっち

          時々、誰かを羨ましがったり、誰かみたいになりたいと願ったり、人がやっていることを見て、自分はなんてダメなんだとへこんだりすることが、誰しもあるのではないかと思う。 SNSなんてやってると余計で、他の人だけ楽しそうで、自分だけが世界にはぶかれているような変な妄想に取り憑かれてしまったり。 娘はよく、他の人が遊んでるのを見て、 私は部活ばかりで、みんなより損をしていると言うようなことを定期的にいっている。 汗だくになり部活をこなしたあと、Instagramを見て、お化粧をし

          あなたはどっち

          歌うこと②

          私は自分の思いを人に対して上手に伝えるのがとても苦手だ。 悲しいと嫌な言い方になるし、嬉しいと恥ずかしくて言えないし、という感じで、思っているのと違うニュアンスで伝わってしまう。 感情表現や、その日の気持ちを、私は歌で表現したり伝える。 悲しい時はそういう歌を歌ったり、そういう歌声で歌ったり。 なのでよく聞いてくれている人は、ライブ配信で私の今日がわかる。 悲しい時の方が声が好きだと言ってくれる人もいて、需要がなくはないのかもしれない。 その思いを自分の言葉で、自分

          比べてみよう10年前の私

          色んな人と話していると、結構日々に不満を持っている人も多い。 誰かの文句を言ったり、自分のことを責めたり悪く言っている人も多い。 自分のことを嫌いだという人も。 人は人のことはいいように見えて、羨ましがったり自分と比べたりして、さらにわざわざ自分のことを嫌いになってしまうという悪い癖もある。 あんなふうになりたいのになれない あの人はこれが出来ているのに私はできない きっとみんなあると思うし、私にもある。 だけど、 10年前の自分と、今の自分を比べて見てほしい。

          比べてみよう10年前の私

          不思議な夢

          初めての体験をしたのは今朝。 いつものように夢を見ていて、私は寝ていても、はっきりと覚えていることが多いので疲れてしまうのだけど、起きる間際に初めての体験をした。 それは、誰かわからない人の、聞いたこともない言葉。 ラトビウス この言葉を何度も繰り返されて目が覚めたのだ。 起きてすぐ、頭にこびりついたその言葉をググってみた。 するとなんと、神様の名前だったのだ。 ラトビウスという神様は、山と空の神様らしい。 なぜ聞いた事のない、神様の名前を、誰が繰り返し私に伝え

          自分のご褒美

          今日は小さな夢を叶える夜だった。 仕事が終わって、帰ってご飯や家のことは済ませ、翌日ライブが行われる場所へ高速に乗り車を走らせた。 当日の朝でも全然いける2時間ほどの距離だけど、旅行気分を味わいたくて、前の日に1人で泊まることにしていたのだ。 そのおかげで、仕事中もワクワクした。 そして雨の中高速を運転するのも苦痛にならなかった。 凄い田舎なので、特に何かあるわけじゃないけど、一旦ホテルに入って、荷物を置き、紹介してもらった近くの創作料理のお店に入った。 もう見た目

          忘れていた人

          温泉に行ってサウナに入って油断していた時に、突然声をかけられた。 久しぶりー! と。 もう誰かもなかなか思い出せなくて、かなり頭の中で急いで昔を振り返る。 あーっとなって、思い出せたので、 本当によかった。 その人と関わっていたのはもう10年以上前。 一番上の息子が小学生の時だ。 私はまだとても若くて、初めての子育てで、いろんなことに必死だった。 若すぎるからダメなのだと思われたくなかったから。 ある時、息子が友達に誘われて、野球部に入ることになった。 父親もとても野

          できることはすぐやる

          私は占いとかスピリチュアル系のお話とか、結構好きな方だ。 パッとスマホで見れるものとかは薦められたら見てみるし、楽しい。 例えば、ずーっとやってることは、 新月ノートを書くこと。 新月の日に、ノートにやりたいことリストを書く。 願いが叶っている書き方で書いておくだけだ。 これに関しては占いというより、自分の叶えたい夢を再認識させて、自分で行動を起こす作業なのかもしれないけれど、これって誰にでもいつでもできるし、タダでできる。 何年か書いているけど、叶っていることが

          できることはすぐやる

          幸せな瞬間

          中学生の息子と、初めての整形外科に行った。 膝が痛いということで、1度診てもらうことに。 息子とふたりで出かけることもほとんどないので、近所の病院へ歩いていくことにした。 人気の病院なので、何時間も待つことに。 私はせっかくなので、ずっと気になっていた本を、電子書籍で購入して読むことにした。 その本は驚くほど素晴らしいことが書かれていて、夢中で読み続けた。 ひすいこたろうさんの 今日誰のために生きる? という本だ。 驚くような発想のお話を読んだ後、日常の幸せに本当に感謝

          かさぶたが取れた日

          コロナになり、現在も味覚と嗅覚がゼロなので、何を食べても飲んでも面白くない状態が続いている。 それと同時に不思議なことも起こったのだ。 ずーっと心に引っかかっていた悲しい気持ちや、執着や気になっていたことが、全部全くどうでも良くなるという奇跡が起きた。 病気と共に流れて行ったのか、一定の期間を過ぎたからなのか、本当にそれは突然に、 そのことを考えることがなくなり、悲しんでいた思いがなくなり、自分にとっての悩みだったものがなくなってくれた。 みなさんもずっと引っかかって

          かさぶたが取れた日

          コロナデビュー

          初めて今回コロナと言われるものになった。 娘がなってしまい、だけど一日で熱も下がり元気そうだったし、5日以上会わないように徹底していたのに、貰ってしまった。 抵抗力も弱く、心も弱っている時に病気になると長引くのか、9度超えが毎日続き、喉を切られたような痛みで声を出すことも出来ないで現在5日目。 なんと5日間声を出していない。 私は仕事でおっきな声で一日中話をする。 そして歌を歌っている。 声がなければ成り立たないことだ。 声が出なくなって、なんかこれは、自分のなにかか一皮

          コロナデビュー

          ただそこから

          大切な人と離れたり、忘れ去られていくことはとても心が痛い。 だけど少しでも悲しませたり、傷つけてしまったら、離れた方がいい。 そしてわざととことん嫌われることをして、わざわざ怒らせて、自分でもうそこへは戻れなくするのだ。 自分から言ったことで、自分の居場所をわざと無くしてしまうのだ。 なんでだ。 本心ではないもちろん。 もちろんそこにずっといたい。 だけど嫌な思いをさせる以上、とことん嫌われた方がきっといい。 人にだるいとかうざいと言われるのはとても悲しい。 思いが

          何もなかったように

          私が宝物としていた場所や、人からはもう、初めからいなかったかのように、何もなかったかのようになっていた。 みんな変わらず楽しそうな新しい繋がりがまた始まっている。 人はそこからいなくなると忘れられてくる。 それはそんなものだ。 わかっていても寂しいものだ。 ずっと大切にして温めてきたものや、大切にしていた人に、まるで初めからいなかったかのようにその場所で楽しんでいるのを見ると、 あぁ、 いなくなってもそこは何も、その人は何にも変わらないんだなと思い知らされる。 そんなも

          何もなかったように