あなたの推しは誰
仕事で御年寄りの女性と話している時に、突然質問をされた。
あなたの推しは誰?
目をそらさず私の答えを待っている。
私は今までアイドルや芸能人を熱狂的に好きになったことが1度もなかった。
色んな人が、グッズを買ったとか、ライブがあるから楽しみ!とか言っているのを
いいなと思いながら、何かをすきになることはないまんま。
私は歌を歌っていて、音楽が非常に好きだけど、だからといって熱狂的に好きなアーティストがいる訳でもない。
日々聞く音楽も、気分や時間によって違うし、定期的にチェックしているアーティストもいない。
答えようがないなーと思っていると、
その人はこう言った。
私ね、推しが自分なの!
なるほどー!そっちか!
最高ですね
と私は返した。
あなたもそうじゃないの?
と言われた時、全く思っていない自分が少し自分に申し訳なくなった。
自分を好きにならなきゃ
とかよく言われるが全然出来ていない。
むしろ感情的な自分が嫌になることが多い。
あんなふうに自信を持って
自分の推しは自分だ
と言えたらいいなとおもう。
自分が1番、自分を大切にして、自分がどうしたいのか、どうして欲しいのかを問いかけてあげないといけないなと。
日々頑張っている自分を応援して、褒めて、大好きだと。
人に求めるのではなくて、まずは自分に。
人を羨んだり、妬んだり、怒ったり。
そこに向ける時間を自分に。
完全なそういう思考になれる時
私はとても素敵な自分になっているといい。
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