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音楽の背中・暮らしの奥に(日記)

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大人や子供がやってきて音楽をまなぶここutena music field での出来事と、日々のふりかえり、明日への希望などを。 音と音のあいだにある音楽と西洋音楽の仕組みへの敬意… もっと読む
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2023年5月の記事一覧

謎とき

謎ときが好きです。 植物を育てるのでも、 楽譜と対話するのでも。 これは何に類するのかとか、 今、展開しているこれはどこから湧いてきてるのかとか この作業を加えると、何か変化するのかとか 形の不思議、時間の不思議、みえないもののささやき 謎の示す方向に伸びる すっと細い糸を手繰り寄せながら、 その糸を切らないように、ひっぱらないように その方向へと降りていくのが。 謎はひとつの隠し扉。 それに気づく?気づかない? くすくすと忍び笑いしながら 謎は、隠れている。 そ

脱皮しきれない

5月20日、10の記事に収めようと取り組んできた有料マガジンがやっと9まで、文章と動画を入れ込むことができました。後一つ。 実家の方は先週行ってきて、今週はこちら。オレンジ色のかわいい虫にレース模様に齧られたカボチャが気にならないわけではないけど、うちの庭も少しは手を入れてやらねば。 庭のほうも肥料はかなり控えめにしている。時期が来たら花をつける草木たちが健気。 子どもたちに連弾の小さな曲をそれぞれに渡したら、みんなとても嬉しそう。 夏休みのイベントに使うもの。 私も嬉

ルプー

東京ワークショップを終えて、まだ、興奮冷めやらぬおもいで松山の飛行場について、駐車場でじっとまってる自分の空色の車をみて、ちょっとほっとして、 エンジンをかけて、駐車場をでて、ここから40分くらいの帰路。あたまのなかではまだあれこれと東京での出来事を反芻していたところ、何気につけたラジオからながれてきたグリーグのピアノコンチェルトがすごくて、いっぱいだった頭の中に突然雷が落ちてきたくらいの衝撃。ねこそぎもっていかれた感。 演奏が終わって息を呑んで、そのアナウンサーが演奏者の

メンバーシップ特典マガジンの更新中です。

音楽を描く’(utena drawing)理論と方法マガジン 試行錯誤しながらやってきた、メンバーシップ。 描いて育てる音楽「音楽プロセス体験」の会は音楽を描くutena drawingをオンラインで学ぶ会です。 参加者さんたちの支えのおかげでなんとか続けてこられています。 今回東京ワークショップでは、メンバーシップでしか面識のなかった方達ともお会いすることができ、感激でした。 そして、6月から再スタートを切りたい、メンバーシップです。 そのために、Zoomワークを充実

音楽を描く’初体験のご案内

動線を描くことで自分の体感と音楽とを繋ぎ、 感覚を育み、音楽への親和を育てる 「音楽を描く」ワークショップ まだ、これから取り組んでみたい、という方のためのご案内です。 オンラインで受けられる入門講座やnoteで展開している記事やメンバーシップなどのなかから、音楽を描く(utena drawing)にちょっと触れてみたい、という方にお勧めできるワークを書き出してみました。 ⭐️ オンライン入門講座  不定期にやっています。5月は20日(土曜)10:30~ と 31日(火曜

還暦スタートダッシュ

4月24日で還暦を迎えたのだが、 赤いちゃんちゃんこなんかきてる場合じゃない。 働かねば。 つみあがってきたものが成熟していく過程と 手にしていたものがこぼれ落ちていく過程とが ぎりぎりバランスを持っているのが今。 もう少し若い頃に、何とかならなかったのかとおもうけれども 若い頃はいろいろまだまだ抱えていて、 そして、もうすこし気長に先に向かって ゆっくり歩こうじゃないか、というには 体力もだけど、知力がやばい。どこへいった記憶力。 さらに消失していく気力。 掛け算で

東京アレクサンダーセンターでの音楽ワーク

アレクサンダーテクニークと、音楽プロセス体験は近いところにあると再認識した、ワークでした。 行ってきました。 TAC 4月24日、 音楽プロセス体験の研究コース秋津亭のメンバーの棚橋さんにご縁をいただいて、東京アレクサンダーセンター(TAC)で入門講座をさせていただきました。 東京アレクサンダーセンターは、北千住にある、 身体の気付きを促すアレクサンダーテクニークの 講師養成と、学びの場。 とくにここは、アレクサンダーテクニーク本来の学びに立ち返り、先生と生徒が平等に個