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 23’3月上旬・実家の畑

3月11〜14まで実家にて畝作り

力点も支点もない力の使い方を農作業でやってみる

ピアノ弾きはつい肩のちからで鍬を振り上げる。なまじ鍛えてあるからついそこを使うのではないかと思うのだけど、これが良くない。
それに気がついて、腰を落として、下半身を使う。
(そもそもピアノ弾くなら鍬やらスコップやらを嬉し気に振り回すものではないのではないか、とは思うが)
力点も支点もない動き、を目指す。
道具の力を物質的な身体で使うのではなく、道具自体の重さや身体の振りの力を利用してやってみると、案外かかる力はどこかへ抜けていく。
体が小さいし、ピアノも弾きたいので、その辺は常に気をつけつつ、
(しんどくなると、やっていることが雑になるので、無理しない)
マメトラ(小型の耕運機)も使いつつ、二つ目の畝を解体して、五つの部分に分けました。

レモンと小梅の苗も植えた

途中母がやってきて三つ鍬の使い方を教えてくれた。それまでスコップを使っていたけれど、格段に三つ鍬が楽。道具、大事。三つ鍬で大きな畝を壊し、平鍬で形をつくる。どんどん捗って楽しい。

ヨモギ、セイタカ

トラクターで開墾したところ、胃の一番にヨモギとセイタカアワダチソウが芽を出していた。畑の隅っこに広がっていた根っこをトラクターがひきずって広げたらしくて、その筋道に沿って、ニョキニョキと。ひたすら抜いて、まだいっぱい残っていそうなところは、畝を分けて、他に広がらないように、間に緑肥を巻いておいた。

ヨモギの芽


不耕起3年目の収穫

とはいえ、実質2年目、まだ味は渋みがある。去年はブロッコリーは収穫さえできなかったから、まあ一歩前進と考えよう。

ブロッコリー・カラシナ・高菜・ネギ・チマサンチュ・小松菜の菜の花・パセリ

朝霜

朝起きたらマイナス一度。霜がおりてた

9時前、帰る前に陽が差してきて、急に暖かくなる

薄く降りていた霜が一瞬で蒸気になって、空へ還っていった。
この瞬間が見れて嬉しい。


快晴!

すみれ

今年もすみれ、咲いてた。よかった


とてもとても小さいけど、こういう種類なのか栄養がないのか、どっちなのかな。
来週は、いよいよ、作った畝にじゃがいもを植えてみる。




愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!