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音楽を描く(utena drawing)理論と方法7

”私”と音楽


”私”という存在がどのようにして音楽を受け取り、どのようにしてそれを音に乗せて音楽になっていくのか。
それを自分のリアルな体験として追跡していくことで、「自分の音楽」を育むために役立つ何かを得られるのではないかと思います。
ここでは、音楽プロセス体験の立場からこれを辿ってみます。

「音楽って何?」っていうとそれは大きな問いになりますが、ここでは素朴な「音楽体験」を浮かび上がらせたいのです。そして、自分の体感から音楽を知ることは、”私”を知ることにもつながってきます。

俯瞰的に図式化すると

インプット⇨形成活動⇨アウトプット⇨フィードバック

の循環ということになります。
では、もう少し下降してみてみましょう。

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愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!