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土と奏でる(実家’24/4月初め)

3月30日にはまだ、桜が咲き始めたばかり、帰る頃には8分ほど咲いていました。
今年は、2月が暖かく、3月が寒い冬でした。

畑からの眺め

自然農4年目の畑

そら豆が大きく育っています。一度霜にやられたので、もう無理かなと思ってみに行ったのですが、花がたくさんついていて丈夫そうでした。
キャベツも曲がりなりにも結球しています。マノアレタスも。
種を蒔いていたニンジンが双葉を出していました。
藤くるり(大根)ほうれん草、小松菜、水菜、ミックスレタス、を蒔きました。
少し掘ってみると、ミミズの赤ちゃんがたくさん出てきます。
去年までは、ほとんど見かけることがなかったミミズです。
モグラの穴は相変わらず。
ネギが小さな葱坊主をつけていて、炒めて食べてみました。ほろ苦い。

自然農にして4年目の畑
えんどうまめ
キャベツ。綺麗。
そら豆

下の圃場

ニンニクといちご。
どちらもしっかりと土に食い込んでいるって感じで、根張りは良さそう。
春が来て、イチゴの花も咲いてきました。
ここは去年の2月に耕運したところだから、今年が2年目。
かなり草マルチ頑張ったところだから、それなり土は
よくなっている気がします。
もともと扱いやすい土だったみたい。

ニンニク、レッドレタス、いちご

都会から越してこられたお隣さんが、大豆や藍を植えてみようかな、と言ってくださって、協力して開墾。
あまりの広大さにいへこたれそうになっていたところ、救世主のようです。
私も、大豆を植えてみようと思います。

ただ、この広い畑、今年も大問題が。
去年広い範囲で茂っていた葦のような草の芽がもう一面覆っていて、
今は手で触れるだけで抜けてしまうけれども、とても前面は手を入れられず、
結局、杉がわの半分は放置。
焼き払っておくべきだったんだな。

葦るいの芽
キランソウ

あと、かぼちゃやスイカを植える場所に穴を掘って少し対比をうめる「くらつき」というのをやって夏野菜の準備。

中の圃場

玉ねぎが順調。
膨らんできているのが可愛い。
去年の夏マルチをしっかりしたところは土もずいぶん変わってきています。
もう一箇所、もともと母が畑をしていたところにも玉ねぎを上さしてもらってえいるのだけど、こちらは、葉が萎れて、根と葉の継ぎ目がぐらついていて、今一つ元気がない。同じ苗だったので、違いがはっきり。
自然農のものって、この根と葉のところがしっかりしていて、頑丈そうです。

隣にもう一つ畝を作って、トマトを植えたい。
マッツマイクロトマトとシシリアンルージュは種をセルに蒔いて芽が出たところです。

小さいけど元気


上の圃場

開墾したところ、嬉しげにすぎなが広がっていました。ありゃりゃ。
ペルシアンクローバーの種を蒔いたのだけれども、今一つ元気がなく広がる様子が見えないのは、種まき後の寒気がいけなかったか、土壌が悪すぎるのか。
この場所はまだまだ問題が山積。

収穫

買い物かごにいっぱい持って帰りました。

これから

草マルチは確かにいい。
そして、楽しい。
でも、時間がかかる。
痩せた場所は結局丈夫な雑草が元気に生えてきてしまうので、
手に負えなくなる感がします。
今年は、よもぎやセイタカアワダチソウの発芽も目立ってきました。
まあ、それは横目で見ながら、できるところだけやっていく、というのでもいいのかもしれないけど。
少し方向転換もしていく必要があるのかも。


本業はこちら。

畑と、音楽。あまりに遠く思えるけど。
どちらもプロセスを大事にしながら仕事をしたい。
それは一貫してるかも。


愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!