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経営者のための財務諸表の読み方 もくじ兼まえがき

本記事は、オルタナティブが開催した「経営者のための財務諸表の読み方」というセミナーを文章化したものです。

元になったセミナーは経営者、マネジメント層およびそしてそうした立場を目指す方を対象に、財務諸表からその会社の経営状態を読み取る方法をお伝えするために全5回の日程で開催したものです。

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Day1で基礎知識と全体像をお伝えし
Day2からDay4で「財務諸表のどこを見たら何が分かるのか」をざっくりと把握してもらい
Day5で実際に自社の財務諸表を分析して、その結果を発表していただく(もちろん差しさわりのない範囲で)

というもので、特に専門の財務担当者がいない小規模な会社において、経営者が何を押さえておくべきかという観点でお話をさせていただきました。

財務諸表が読めるとは?

本編に入る前に、本記事が目指す「財務諸表が読める」という状態をご説明しておきます。

語学学習を例に挙げると

1.文法を理解し、単語を覚え、正しい文章の読み書きができる
2.文法も単語も間違っているけれど、コミュニケーションは成立する

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今回私たちが目指す「財務諸表が読める」というのは、語学学習で言えば2の状態です。つまり

「細かいことは良いから、財務諸表さんが何を伝えたいか分かるようになろうぜ」

ということ。
なので、本記事でも最低限の簿記の知識はご説明しますが、分かりやすさを優先して細かい点を省いている場合があります。ご了承ください。

テキストにすることで情報量は少なくなってしまいますが、その分お好きなペースで読み進めていただけると思いますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
(ついでに、最後まで書き切れるよう気力が続くことも祈っていただければ幸いです)

目次

Day1 財務諸表の基礎と全体像(前半)
Day1 財務諸表の基礎と全体像(後半)
Day2 安全性(潰れないか?)(前半)
Day2 安全性(潰れないか?)(後半)
Day3 効率性(もうかっているか?)
Day4 キャッシュフロー

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 小難しい話からアホな話まで、気の向くままに書いてます。 「スキ」を押すと、これまでの記事のエッセンスやどうでもいいネタがランダムで表示されます。