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みなさーん、週末にもnoteを投稿してくださいね〜

土日になると、noteの投稿が少なくなってちょっとさびしい。
毎日書く/描くという作家さん(noteに投稿するひとのことを、プロアマ、ジャンル問わず全員「作家さん」と呼ばせてもらっている)も、「平日毎日」という条件付きのひとが多いようだ。

わたしは数年前からサービス業に従事するようになって、「週末」という概念は自分のためのものじゃなくて、仕事のためのものになった。
週末だからお客さんが来るかな〜、来ないかな〜ということを考えるためのものになった。

平日に限り毎日noteを投稿するというひとが多いということは、平日、つまり月曜日から金曜日は働く日で、土日は働かない日ということが世の中のスタンダードだということだ。

さて、さっきから週末だとか土日だとか平日だとか、好き勝手にことばを使っているが、平日は月曜日から金曜日であることはほぼ意見の一致は見られるとして、では週末とはいったい何曜日なのか?

手帳やカレンダーにも月曜始まりと日曜始まりがあるけど、月曜始まりと考えるなら日曜日も週末になるけど、曜日の始まりを日曜日とすると週末は土曜日までだ。

原典に当たっていないのだけど、「週末」についてNHK放送文化研究所のサイトから引用すると、

「週末」について、国語辞書は次のように記しています。
●「一週間の末。土曜日、また土曜日から日曜日へかけていう。近年は金曜日を含めてもいう。『―旅行』」(『広辞苑』岩波書店)●「一週間の末。土曜日から日曜日にかけてをいう。ウイークエンド。[金曜日を含めていうこともある]」(『大辞林』三省堂)●「一週間の末。一週間の終わり頃。金曜から土曜日、また土曜の午後から日曜日にかけてをいう。(以下略)」(『日本国語大辞典』小学館)

てなことが書かれている。

週末の英語である「weekend」も、英英辞書で引いてみた。

Saturday and Sunday, especially regarded as a time for leisure.
(Oxford Dictionaries)

調べてみて、日曜日はどうなんだということの前に、金曜日が週末に含まれるかどうかが微妙ということを初めて知った。英英辞典でも、土曜日と日曜日が週末だと言っている。金曜日はまちがいなく「週末」だと思っていたのに……。

わたしが月曜日から金曜日に働く仕事に就いていたときは、労働から解放される感情のバロメーターと連動させて、「週末」ということばを金曜日から日曜日と勝手に定義していた。
だから、ちびまる子ちゃんやサザエさんが放映されるころには、「週末が終わるぅ〜😭」と涙していたものだ。
上記の英英辞典の説明からもわかるように、お休みの日の概念として「週末」が使われているようだから、あながち間違いでもなかったのではないか。

友だちに「週末あたり時間ある日ある?」と訊いたら、「日曜日も含む?」と問い返されたことがあった。
「週末」ということばの捉え方はひとによって異なるので、あんまり使わないほうがいいんだろう。

月曜日から金曜日に働くひとはマジョリティであり、そういうひとたちは、土日には仕事以外のことに時間を費やすのだろう。
だけど、毎朝コーヒーを飲みながらnoteを見るのが楽しみなわたしのために、平日毎日なんて言わず、365日書いていただければうれしい。

「週末」ですけど、わたしはこれからお仕事っす。

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