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人の面倒をみるということ

子ども、病人、介護が必要な老人などが身近にいると、自分の時間や行動が制限され、1人で自由に外出したり、仕事に打ち込んだりできなくなり、煩わしく感じることは誰にでもあると思います。

私も実際に育児をしていて、息子のことを鬱陶しいなと思ってしまうことも稀にあります。
「人は自分で自分の面倒を見れなくなったらお終いなんだ…」
と夫に言ったら「野生動物とかも一緒だよね、というかもっと厳しいよ」と言われて確かにそうだなと思った。

高校の時の同級生に、長らくお爺さんの介護をしている家庭の子がいて、よくその子から介護の愚痴を聞く機会があるのですが、お爺さんの介護をしているお母さんのメンタルがひどくて、それが辛いんだとよく言っていました。

具体的には、お爺さんが用があるときに、杖で物を叩いてダン!ダン!ダン!と大きな音を立てて呼んでくるとか、他の家族とは別に、わざわざお爺さん用の嚥下しやすい介護食を作って食べさせても、お礼の一言もないとか、そういった小さなストレスの積み重ねで、お母さんは心を病んでいるらしい。

子育ては終わりが見えているけれど、介護はいつまで続くのか分からないし、終わる時はいきなり終わるので精神的負担が大きそうだなと思う。

幸い私の両親は今は健康で、2人ともまだまだ元気に働いている。
祖母は83歳だが、頭もしっかりしていて、プライドは高く、人に面倒見られるような人ではない。

もし今後両親に介護などが必要になった場合、2人目、3人目を産むことが難しくなってしまうので、できれば早めに2人目を考えたいところ。
なんとしてもダブルケアは回避したい。

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