東西どん兵衛、食べ比べてみる
今年もだんだんと寒くなってきました。
我が家では週1くらいで鍋を食べています。温かい食べ物がありがたい季節です。
ところで最近、スーパーで買い物をしているときにこんなものを見つけました。
東と西とで味が違うのは知っていましたが、一気に手に入る機会はこれから先そうそうないよなと思い、どちらも買ってみて味を確かめることにしてみました。
今回はそのレビューになります。ぜひ参考にしてみてください。
意外とちゃんと違うのは驚きでしたね。
パッケージからちょっと違う
早速中を開けてみます。時刻は深夜1時。夜食にうどん2つはちょっと食べ過ぎでしょうか。太らないか心配。
今回選んだのは天ぷらそば。なんとなくきつねうどんで比較するイメージがあったので、あえて逆を張ってみました。
開けてみると早速、粉末だしと七味の入っている袋の色が違います。
個人的には京都に古風な紫のイメージがあるんですがね。色にも何か意味があるのでしょうか。
パッケージというコンセプトからはちょっと外れるかもしれませんが、原材料にも若干の違いが。先入観を持ちたくないので食べるまではなるべく見ないようにしておきます。
お湯の量や待ち時間については両者変わらず。ここら辺は公平を期すために同じにしているようです (なんの公平だよ)
いざ、実食
お湯を入れて3分待って、いよいよ食べてみます。
夜食のお供は「かりそめ天国」の2時間スペシャル。毎週録画していますが、テレ朝の金曜夜って特番が多いので、思ったより放送回数が少ないのがネックです。面白いんだけどな。
西のどん兵衛は食べ慣れているので、まずは東の方を一口。
あ、美味しい。
続いて今度は西を一口。
なんか落ち着く。
そこから交互に食べ進めてみたところ、だんだんと味の違いが鮮明にわかってきました。
東のどん兵衛は若干濃いめの味付け。歴史的に違いがあると聞いていた通り、醤油の味が強めに感じられます。後で調べてわかったことですが、これは江戸に幕府が開かれるまで農村地帯が多く、下級武士も含めてほとんどの人が肉体労働に従事していたため、汗をかいてミネラルが不足するのを防ぐためだという説があるみたいです。
七味唐辛子の辛味も若干強めな気がしました (これは気のせいかもしれない)
そして特徴的なのが、汁の奥に感じられるコンソメのような風味。まさか本当に入ってないだろうな、と原材料名を確認してみると…
なるほどあながち間違いじゃなかったみたいです。
一方西のどん兵衛。いつも食べている味なのでどこか懐かしさというか、安心感があります。味付けも醤油が若干控えめで、東とは違う和風の旨味が感じられます。
これは…
なるほど昆布でしたか。確かに言われてみればそうですね。
ちなみに天ぷらには大きな違いはありませんでした。後乗せなのでサクサク感が最後まで感じられて楽しかったです。
汁まで全部飲んで、ごちそうさま。
僕個人としてはやっぱり、薄味の西のどん兵衛の方が好みでした。東のどん兵衛はたまに食べる変わり種くらいのポジションとしては有能かなと思います。
もう一つある!?
パッケージをよくみてみると…
どうやら「北」の味付けもあるらしいです。これは知らなかった。
店頭でも見かけませんでした。「東西だし比べ」という名目で売られていたので、北のどん兵衛は全くの別区分なのかもしれません。
北海道に行く予定はしばらくありませんが、どうにかしてそちらも入手して食べてみたいですね。
おわり。
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