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ギンモクセイを嗅ぎたい

9月までの暑さは嘘のように、最近はだんだんと寒さが訪れてきてきました。

わたくしうつろは服を極端に買わない島の人間なので、急に寒くなり着る服がなくて困ってます。ただでさえ夏の間も同じ服を毎週のように着ていたのに、今のままでは1週間ももたないくらい在庫がありません。zozotownで大量購入してやろうかな。


そんなことはいいとして、今回のテーマは秋の花です。
今はもう落ちてしまいましたが、少し前までは住宅地なんかを通ると、キンモクセイの香りを感じられること、あったのではないでしょうか?

私の家の近くにもキンモクセイがありまして、香りに癒されました。去年まではコロナ対策としてマスクをかけていましたが、今年はつけていないからでしょうか、いつもより香りが鮮明に感じられたような気がします。可憐で華やかな、ちょっと懐かしい感じの芳香は世間でも人気が高いようです。

ところでキンモクセイではなくギンモクセイもあるって知ってましたか?
文字通り銀、とまではいきませんが白い花を咲かせる植物で、キンモクセイとはまた違う香りがするという前情報は仕入れていたんですが、なにぶん見たことがありません。


なんとかして見てみたい。そして可能なら、キンモクセイとは少し違うというその香りを嗅いでみたい。そんな話を親にしてみたら、家の近くの京都銀行の前にギンモクセイが植えられているとの情報をもらうことができました。

ということで行ってみると…

おっと〜?

いやこれ、キンモクセイじゃねえか!

ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー

かなりのショックで何日か不貞腐れてましたが、気持ちを新たに今度はネットで検索。とは言っても民家に生えているギンモクセイの情報がネットの海に漂流しているわけがなく、出てくるのは植物園や公共の施設に生えているものばかりです。

そしてとうとう見つけました。お寺に巨大なギンモクセイが生えているとのこと。

あの少林寺拳法の? (たぶん違う)

しかしここでまた大きな問題が。
家からかなり遠いというのもあるんですがそれ以上に、この頃もうキンモクセイの開花時期が終わっていたんです。地面に落ちている花々は儚く、中には香りが変わってしまい、鼻を衝く刺激のある芳香を呈しているものもあります。頑張って自転車で向かったのにいい香りがしない、とかなったら流石に悲しすぎる。

あとで調べたところどうやらキンモクセイの開花のピークはほんの1週間ほどとのこと。ギンモクセイについての記載は見つけられませんでしたが、同じモクセイ科の植物ですからあまり大差はないはず。


ということで今年のギンモクセイは諦めようか、とも思ったんですが、奥の手を思いついてしまいました。

現物がないなら既製品を買えばいいじゃない、ということでこのためだけにギンモクセイの香りのハンドクリームを買いました。3個入り、2,000円超えなのはちょっと痛いですが、仕方ない。必要な投資です。

それではいよいよ、ギンモクセイを嗅いでみます。

ハンドクリーム使ったことないからわかんないけど、これくらいでいいのか?

なるほど…
キンモクセイとは若干の違いがあるのはわかります。キンモクセイが芳香剤に近い香りであるとするなら、ギンモクセイは香水に近い香り、という前評判通り、上品ないい香りです。

ただ…
これ、キンモクセイも一緒にある状態じゃないと違いわかりづらいですね。

(残りのハンドクリームの1つを母親にあげたらなんとも言えない反応をされました)

ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー

というわけでギンモクセイの実物を観察することはできませんでしたが、香りを確かめることはできました。近場にあるギンモクセイの木を見つけて、来年は是非とも鼻を近づけたいものですね。

おわり。


#ギンモクセイ #秋 #キンモクセイ #ハンドクリーム

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