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東京の休日(コンサートを聞く)

もう直ぐ「東京の休日」も終わり、畑に戻ります。自分はオフの間に何をしたか?年々記憶力も劣化している。忘備録も兼ねて記述しておこうと思っている。
上の写真は年末の風物詩とも言える「第九」のコンサートの最後。コバケンさんの提案で演奏後の写真撮影OKでした。素晴らしかった!一年振りにコバケンワールドに酔いしれた。小林研一郎氏も今年83歳になられる。あのほとばしり出る熱い思いをいつまでも聴きたい。私も学生時代、会社に入ってからもコーラスをやっていた。第九も5年程前まで円光寺雅彦氏の指導のもとバリトンのパートを歌っていた。だから年末の「第九」は外せない。今回の演奏で印象に残ったのは、独唱のテノール笛田博昭氏、40代半ばの演奏家で声の伸び、艶といい かっての三代テナーに引けを取らないと私は思う。

会場は池袋にある芸術劇場

東京に戻って最初に行ったコンサートは、「五嶋みどりデビュー40周年記念」コンサート。このコンサートは、3日間に分かれてプログラムが組まれていた。私は、最終日(11/12)の「協奏曲の夕べ」に行った。ベートーベンのヴィオリン協奏曲、オーケストラは、新日本フィルハーモニー交響楽団。小さい時から活躍していたので彼女の演奏はテレビでよく見ていた。なかなかコンサートに行く機会がなく初めて行けた。感無量であった。

サントリーホール、立派なプログラム作っている!
こんなプログラム初めて見た
ブラボー!

スタンディングオベーションでした。ハードな曲を演奏した後なのでアンコールは無理でした。

「第九」のコンサートから1週間後、サントリーホールで「ニューイヤーコンサート2023」に行った。ウイーン・フォルクスオーバー交響楽団。
それはそれは華やかで楽しいものでした。
ヨハンシュトラウスのワルツに始まり耳慣れた曲ばかり。最後はお馴染みのオーケストラと手拍子で協演?するのもオーストリアの本家と同じ。

ニューイヤーコンサート、華やかに装飾されたホール
ニューイヤーコンサートのプログラムも立派なものでした
ウインナーワルツ等お馴染みの楽しい曲の数々
昨年のニューイヤーコンサート時の写真。プログラムの裏に載っていた。
今年もバレーあり独唱ありでした。

2月には、東京芸大の学生によるチェンバーオーケストラ第40回定期演奏会を聴いた。若い演奏家達の室内楽で楽しめました。弦楽器+チェンバロ+トランペット1台。オネゲルの交響曲第2番の第3楽章にトランペットの独奏が入る。
初めて聴く曲ばかりだった。将来、この演奏家達の中から、世界を席捲する演奏家が出るかも知れない。N響のコンサートマスターになるかも知れない。楽しみだ

東京芸大奏楽堂内部
奏楽堂入口

東京の休日 最後のコンサートは、3月7日のシビックホールの「レ・ヴァン・フランセ」のコンサート。フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バソン、ピアノの編成。軽やかで、垢抜けた演奏でとても楽しい音楽会だった。ことに、ピアノのエリック・ル・サージュが、素晴らしいと思った。

地味なプログラム
シビックホールの内部


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