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シャリ板成形機『MR.MY T Co』

今回は、わたしたちソワカとミロクが日頃よりお世話になっているかけがえのない存在であるマシンの数々を紹介いたします。
初めのお便りでちらりとお話していたアレです。

わたしたちは植物や物などに愛称をつけています。
なぜならわたしたちが名前を付けると親しみが湧き、大事にできると思っているからです。

どのマシンも一所懸命共に働いてくれる仲間たちと考え、日々サポートしてくれています。
例えば洗濯機が今日は動きが悪いと思ったら、次の日には何もなかったように通常通り動き出すなど皆さんの周りにありませんか?もちろん、ウツワのマシン達も日々調子の良い時も、悪い時があります。まるで生きているかのように感じられるんです。

全てがウツワにはなくてはならない大切な存在。このマガジンでは、マニアックな「マシン」を取り上げたいと思います。今回は第一弾としましてに「シャリ板成形機」をご紹介!おむすびブリトーに無くてはならない、これ無しではやって来られませんでした。それでは少々お付き合いくださいませ。

MR.MY T Co(ミスター マイ ティー コー)

ウツワの看板商品「おむすびブリトー」は海苔と厚さ5mm程度に薄く伸ばしたご飯、ライスシートでお野菜や具材を巻いています。試作段階ではこのライスシートを手作業で作っていました。これがとっても大変!ご飯の重量を量り、均一になるように海苔にペタペタと敷き詰める作業。どうしてもビニール手袋にご飯がついてしまうし、米と米の間に余白が出来てしまうし。何より時間もかかるし、味も均一にはなりません。途方に暮れておりました。

「おむすびブリトー」のインスピレーションは北米で人気となったSushi Burritoです。商品の紹介動画には実際に作っているところも紹介されていました。その動画にはライスシートが瞬時に作られる製造機が映っていたため、そのような機械があるということは知っていました。実際に現地、アメリカへ視察を行き、その速さと均一さに感動です。行列のできる人気店。大変賑わっていたのですが、次々と商品が出来上がっていきます。やはりその立役者はライスシートマシン!これはもうお出迎えするしかないと思いました。熱望してこの機会を導入することにしました。

MR.MY T Co 命名の由来

ところで”笑う犬の生活”という1998年から始まる当時大人気のコント番組をご存知でしょうか?わたしたちが小さい頃、大好きだった番組の一つです。
実はMR.MY T Coこの番組の人気コント中のセリフをもじっています。

そのコントは、ウッチャンナンチャンの内村光良さんが太秦の大御所”大嵐浩太郎”を演じ、大御所俳優が演出などに苦言を呈しながら、何度も何度も撮影を止めるというコント。撮影再開を促す決め台詞が...「巻いていこう!」だったのです。
コント中の大嵐浩太郎さんは撮影を予定よりも早く終わらせる意味で「(時間を)巻いていこう!」なのに対し、ウツワでは「(おむすびブリトーを早く)巻いていこう!」という掛け声が生まれました。ありがたいことにご注文が立て込んだり、多くの本数を巻く時は、自分たちを奮い立たせるために「巻いていこう!」を連発しておりました。

もうお気付きですか?

巻いていこう ➡︎ MAITEIKOU ➡︎ MY T Co. ➡︎ Mr. MY T Co.

おむすびブリトーに無くてはならないマシンの名前が決まりました。
Mr. MY T Co.(ミスター マイ ティー コー)です。
はい、音ネタ系です。マシンたちに名前をつけていきたいと思っていたところ、命名第一号はシャリ板成形機でした。

おむすびブリトーはシャリ板成形機で作るライスシートが一番!

導入して分かったことなのですが、マシンから出てくるライスシートを使った方が、手で海苔に米を敷くよりも断然美味しいんです。それはご飯が均一に、米粒がしっかりと立つこと。また、米が割れない為ベチャっとならず、その為形崩れがしにくいと考えております。

おむすびブリトーが安定した美味しさとご注文から提供までの待ち時間短縮に一役買っているのは、このマシンのお陰に他なりません。

「MR.MY T CO(ミスターマイティーコー)」とリスペクトと感謝の念を込めて名付けました。

おわり


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