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:0088 タローマン なんだこれは入門 感想

子どもたちが(するかもしれない)疑問すべてに回答

タローマンがどのくらいの速いかの特集で「マッハ」が出てくる。全ての漢字に小さなふりがながついている。腕力(わんりょく)ではなく、「うでぢから」表記になっている。地球防衛軍のひみつ基地の細かすぎる断面図も紹介されている。この図は「悪人の手にわたらないよう、気をつけてくれたまえ」とのこと。3300円で親御さんは高いと感じるかもしれないが、ページの隅の「おうちの方へ」で現実的なお話もあります。

わくわくする難しい言葉をかんたんに伝える

「なんかよく分からないけど、とにかくすごいってことなんだ!」特撮作品を大人にプレゼンする子どもは大概こんな風に話す。

深い意味なんて考えずに勢いで言葉を選んだほうがいいこともあります。腕力(わんりょく)ではなく「うでぢから」なのは、なぜ腕をわんと読むのかを説明しなくてもよくなります。漢字の書き順がでたらめでも読めればいいように、実は気にしなくてもいいことも伝わります。

以前わたしは、詩のパンフ『平和と立憲主義について 8』に「伝えたいのなら」を寄稿しました。あの考え方は岡本太郎の影響を受けています。難しくてもわくわくする言葉はそのままでいいですが、つまんない難しい言葉はすべてふりがなにしてしまえ!

ひらがなだけの詩を書くか!


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