無駄に尖って損する話を、かつての自分にどうしても伝えたい

素直で話しやすい後輩に仕事を教えています。
そんな後輩と接していると、自分はかつて無駄に尖っていたので、素直になっとけばよかったー、と非常に後悔しています。
↓ちなみに、GCストーリーの後輩のTwitterアカウントです。素直でいい後輩です。見習いたい(笑)


無駄に尖ってると、フィードバックの機会が減る

新人の頃は先輩から仕事のフィードバックをもらう機会が多いと思います。
フィードバックする側になって思うんですが、仕事に詰まったら早めに相談してもらった方がいいんですよね。
個人で出来る事なんて限りがありますし、経験が少ないので解決の選択肢にも限りがあります。

ただ、無駄に尖ってると相談出来ない(笑)
人に頼るのを恥ずかしいと思ってしまっているからです。当然なんですけど、仕事はみんなでするので、個人が詰まっているならそこはチームの課題なので、みんなで解決した方がいいと思います。
1人で思い悩むより、さっさと相談してフィードバックをどんどん受けると成長も早くなるんじゃないでしょうか。

無駄に尖ってると、雑談しづらい

ここ最近、コンテンツを作る業務が増えて「雑談」の大事さを実感しています。直接業務に「関係ありそうでないようで、実はある話」が意外なヒントになる機会を経験しました。

自分は比較的インプットもするので、後輩に「あれ見たー?」とかコンテンツの感想を時々話しかけます。ladyknowsのイベントも自分が行けなかったので紹介して、後輩が参加してくれました。ありがたい(笑)

雑談の中でコンテンツやイベントの企画意図ってなんだろうねー?と話す機会を作っています。

自分も社会で支持されているコンテンツの理解を深める学びになっていますが、後輩にも学ぶ機会になってるといいな、と思っています。
お互いの視点を増やし、解像度を高め、自分たちの作るコンテンツによき形で反映されれば、嬉しいです。

仮に尖ってたら、雑談はしづらいかもな、と自分でも思ったりします。
もちろん、仕事で必要な会話はしますし、聞かれた事に真摯に答えます。ただ、必要なことしか話さない可能性もあるかもな、と。
その一方「豊かな無駄」な雑談にこそ、仕事の思いもよらないヒントが隠れているもんだな、と最近感じています。
かつての尖っていた自分に伝えたい、、(笑)

無駄に尖ってると、相談されづらい

新人だけじゃなくて年齢を積み重ねてからも無駄に尖ってると損するなあと思う機会がチラホラあります。
自分でも気をつけるようにしてますが、不機嫌なオーラは周囲にネガティブな影響を与えてしまいます。
しかも年を取れば取るほど、自分が意識していないにも関わらず年齢の圧は無意識に出てしまうと思います。年齢の圧プラス不機嫌。チームで働くにもかかわらず周囲に気を遣わせてしまっては元も子もないなーと思ったりもします。

誰かが困っている時に解決出来るヒントを持っているにもかかわらず、「相談されない」と会社の損失になるんですよね。

言われてみれば仕事できる方って機嫌がいい方が多かった記憶もあります。機嫌がよく、愛嬌あるおじさん目指したいものです(笑)

無駄に尖ってると、自分の事しか考えられなくなる

無駄に尖ってる理由を考えると「自意識の肥大化」が要因な気がしています。自分は普通じゃない、他人とは違う、といった感じでしょうか。

つまりは、自分の事しか考えてないんですよね。
どこかのフェーズで仕事は結局、他者や社会のためであると気付くかもしれません。「誰かの困った」と「自分たちの出来る事」を組み合わせて世の中のためになる営みが仕事ではないでしょうか。

無駄に尖っていると自分の能力を必要以上に誇示する的外れなアウトプットになってしまう場合もあると思います。
自分だけに向けて仕事しても、あまり喜ばれない記憶があります。


天才じゃない凡人の自分を愛する

最近ドラマになっている左利きのエレンがすごく好きです。

タグラインが天才になれなかった全ての人へ

主人公は広告代理店で働くデザイナー。現在は第2部に突入しており、主人公が自分の凡庸さを受け入れ、リーダーとして仕事に向き合うその姿に心を掴まれます。

かっぴーさんのnoteも好きです。

左ききのエレンを読んで「自分の凡庸さを受け入れ周囲の光を照らすような人間の輝き」を知りました。

つまるところ、僕も天才じゃなかったんです。

今回のnoteは天才には関係ないかもしれません。尖る事を許され、個の才能で全てを凌駕する方も、もちろんいらっしゃると思います。

ただ、普通の人間にしかできない仕事もきっとあるんじゃないでしょうか。
このあたりの話はいつかまたかけたらいいなと思っています。

最後まで読んで下さりありがとうございました。


↓Twitterもやってます。


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