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心が成長するとは、どういうことなのか?昔の自分と、今の自分は本当に同じ人?

 こんにちは。うづきやよいです。今日は「心が成長するとは、どういうことなのか?昔の自分と、今の自分は本当に同じ人?」というお話をしたいと思います。

 私は普段”やさしく伝えるひと”として、タロットカードや占星術(星占い)から得られたシンクロニシティを、言葉にして伝える活動をしています。

 その伝える言葉のなかで、「成長に繋がる」とか「心が成長していく過程」というフレーズをよく使っているのですね。

 では、この「心が成長する」という言葉、一体どういうニュアンスが含まれているのだろうかと、改まって考えてみたのです。

 私は、心が成長するとは、「昔受け入れられなかった考えが、受け入れられるようになる」=「心の容量が増える」イメージで捉えています。

 例えば、私が子どもだったとき、友達と喧嘩をした際「○○くん、△△ちゃんが絶対悪いんだ。私は悪くない」と思っていました(頑固ですよね、牡牛座だから笑) 先生や親にいくら諭されても、「絶対に違う!」って譲らなかったし、悔しくて泣いていたくらいです。

 思い返してみると笑ってしまうくらい頑固だったのですが、いくらか年を重ねていくと、「あれれ?うまくいかないぞ」という場面が増えてきたのですね。「昔は、自分の考えや意見に絶対的な自信があったのに、なんだかそれって違うのかもしれないぞ?」と思えるようになったのですね。

 当時、とても怖かったことを覚えています。自分に自信が持てなくて、まだ譲りたくない気持ちもあって、でもそれではうまくいかなくて、「一体どうしたらいいの」って。

 そのとき、私の心は成長したのだと思います。

 自分の考えや価値観にこだわるのは大切なことです。でも、それが誰かとぶつかった時、今まで出会ったことがない”未知の世界”と出会うのです。

 この”未知の世界”は、これまでの自分の主張や考えでは、越えられない壁となって、目の前に立ちはだかります。とても怖いことです。この壁は分厚くて、乗り越えようと思うと、これまでの自分を一旦崩さないといけません。

 壁を乗り越えず、後ろを向いて去っていくこともできます。これまでの自分を続けていられます。しかしまた、いつかこの壁と出会うときがやってきます。

 人が生きているうちに、このような”未知の世界”が、さまざまな形に変わりながら壁となって立ちはだかっていきます。これを人は、試練とか修行とかいう言葉にしているのかもしれませんね。

 さて、心が成長するとは、今までの自分を一旦分解して、他者の意見を取り入れて、再構築する過程なのだと思います。他者の意見を取り入れる、外部の情報を自分に取り込むわけですから、「容量」が増えるわけです。

 そうすると、自分一人だけだった心に、誰かが一緒にいるような気持ちになれます。果たして、もうあなたは昔の自分と同じ人なのでしょうか。

 きっと違いますね。昔は、受け入れられなかった考えや意見を、取り込めるだけのスペースが増えました。まさに心のリフォームです。

 人の心は、そうやって成長し続けるのです。何かを取り入れて、自分にとって心地の良い心の居場所を作り直していくのです。

 そうして、きっと最後には、とても住みやすくて、みんなが側にいる、孤立や孤独じゃない、やさしい心の出来上がりです。

 「心が成長する」=「心の容量が増える」のです。

 今もし、”未知の世界”が壁となって現れている人は、選択肢があります。心の容量をちょっとだけ増やしてみますか。それともまた、別の機会にしておきますか。

 前者であれば、これから分解、再構築の流れが始まるでしょう。辛いし、悲しいこともあるかもしれないけれど、恐れることはありません。昔の自分とは、まったく違う自分に変わるだけです。

 後者であれば、またいつかその壁と出会うときがくるでしょう。そのときにまた、考えればいいのです。

 どちらの選択肢も、あなたに主導権があります。

 それではまた、つぎのnoteで。

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 ちなみに私の普段の活動は、YouTubeで毎月星座別の運勢動画を投稿しています。もしよかったら、ご覧になってみてくださいね。


 

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