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ADHDと自認してのまとめ



こんにちわ。
こんばんわ。

わたしはあと二日で54才になります。

この3月に入るころ、もしかしてわたしの生きづらさは「ADHD」(注意欠陥多動性障害)ではないか?とこの動画 に出会ったことで気づいたのです。

この動画の中に出演されている方は「ポンコツなわたしで生きていく」の著者いしかわゆきさんです。

司会進行されているのはパイナッポーペンで有名なお笑いの方です。

もう一人は専門家のクリニックの先生です。

大人になってから診断を受ける人が増えているそうです。

実際、わたしは診断を受けにはいっていませんが、この障害にあてはめると理解と納得につながることが山のようにありました。

なんと長い間、普通の人が出来ることに対し、自分ができないことを責めてきたか。できるようになろうと一生懸命取り組み、それでも何度も失敗を繰り返し、消えてしまいたいと思うことなど数えきれないほどありました。

出来ないことを挙げると
・人付き合いを円滑に継続する
・予定を立てる
・計画する
・見通しを持つ
・順序だてて考える
・順番を待つ
・協調性を持つ
・じっとする
・人と同じことをする
・同じことを繰り返す
・話したことを覚えておく
・時刻表など、何かと何かを掛け合わせて理解すること等
・急な展開に対応すること

ほかにもあると思います。

上記のことを言い換えると
・わがまま
・自己中心的
・自分勝手
・飽き性

なわけです。(通知表の通信欄に書かれ続けた言葉たちですねー)

さんざんそんな自分と付き合ってきました。コントロールできないため、周囲の人を振り回してきました。

とりわけこどもの頃や学生時代は顕著だったと思います。

しかし時代もあり、個性と言えば聞こえはいいのですが、
「どうせそんな人」という扱いで諦められて来たかと思います。

実際、自分でも自分はかなりめんどくさいです。

ADHDの特徴として他には
・頭の中がうるさい、忙しい
・こだわりが強い
・思い立つ前に行動
・忘れる(わたしの場合“消える”感覚です。多いのは自分が話したこと)
・話し出したら止まらない
・思ったことを口にする

そんなこんながこちら「大人の注意欠如・多動症」にて確認できます。

そして、
わたしはそんな資質を持ちながらも、20才で結婚し、こども3人を産み育てここまで気づかずやってこれたのかについて思うことは、
「何とか自分の特性を生かしながら生きてきた」のだろうということです。

育児をしているときはそれに一生懸命で、とうとう母親業も終わりに近づき、自分と向き合い始めたら、どうやら「どうにもならない生きづらさ」を持っているのだとやっと気づいたというわけです。

自分に向き合わねばわからずに、いつまでも自分を責め続け出口のないトンネルの中だったと思います。

気づいた今が「すべて晴天!」というわけではありません。気づいたとこからスタートなので、これからじっくりと「自分本位」で物事を考え、自分の残りの人生を楽しもうと思っています。

伝えたいことは、
わたしが、ADHDだと自認できた瞬間は明らかに「すっきり晴天」でした!体が軽くなったのを覚えてます。
ポンコツな自分が軽やかにポンコツで生きれる!って思えたのですし。

努力しても努力しても、それは機能的な欠陥であってどうしようもなかったことなんだ。

脳に欠陥があるだけで、わたし自身が欠陥品なのではなかったんだ!という晴れやかな気持ちになれたのです。

どうやっても普通の人が普通にできることがどうしてもできない。

大人のくせに泣いて職場から逃げ帰ってくるなんて、、、
こんな年になって経験もたくさんあるのに、電話対応が出来ないとか、、、

自分を奮い立たせるのは、もう本当に疲れました。

わたしはわたしのままで、そしてわたしはわたしで本当に良かったと思っています。

わたしには、ほかの人が出来ないことが得意技としていっぱいあります。

何かを習っても、その通りに出来ないので常にはみ出るのです。

多くの人がオリジナルに出来ないことをあっという間に「自分のもの」に変える能力を持っていますし、同じものでも違う見方が出来て「ごみを宝物に変える」ことが出来ます。

また、ひとが「今、出したい思い」を読み取ることが出来たりします。

物と話したり、物の気持ちを汲み取ってその行動をしたり、常識からはみ出した意見を出したり、いっつも何か考えていたり。

わたしにとって、それらは得意技で、才能だと思っています。

そんな特性を持ち、生きづらさを抱えながらもここまで創り上げた変な奴!
でも、ちょっと面白そうな可愛いやつ!とかと思って優しい気持ちでおおらかに見てくださればありがたいです。


追伸
障害を言い訳にしてそのせいにするのではなく、ただ自分を知ると言うことなだけです。
出来ないことは出来ません。
やりません。
求められても出来ません、とスッキリ開きなおらせていただきますね!って言う報告でした。

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