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現象の自分とは、心の反映でしかない。

これは、2021年1月31日に書いたもの

15年間のコーチング経験を通じて、

人の、
「調子の良い時」とそうでない時
「人生に充実を感じている時」とそうでない時
「うまくいく時」とそうでない時
「成長を感じられている時」とそうでない時
「幸せを感じられている時」とそうでない時

について”感覚的”に思っていたことを言語化したもの。



大前提、人には2つの心の本音がある。


1つ目は反応本音。

これは「外部環境や他人が要因で反応的に生まれ、揺らぎやすい本音」のことをいう。

エネルギー度合いは一過性のものであり、人生経験の中でパターン化されているケースが多い。

例えば、
一般的な「成功」(お金持ち・フォロワー数・有名企業に転職するetc..)などの「外部のモノサシ」に反応して、人生の意志決定をすることは「反応本音的な生き方」であるといえる。もっと日常レベルだと、「○○さんにこう言われてムカついた。だから反撃する、無視する。」とかも反応本音だ。

しかし、「反応本音に基づく生き方」で心から幸せそうな人を私は出逢ったことがない。なぜなら、「自分の道」を生きていないからだ。

都会の一流大企業に勤めることだけが成功ではない


2つ目は真本音。(実在ともいう。)


これは「いつ、いかなる時も、揺らぐことのない本音」のことをいう。

エネルギー度合いは過去、現実、未来において永続的であり、常に心の中に揺らぐことなく実在している。これは80億人いたら80億人通りの「真本音」を誰もが持っている。

例えば、
心から平和を願って活動する生き方や、夢や感動を届けたいと願って活動するアーティストや、半径5メートル以内の人を大切にする、という生き方や、家族や友人を大切にする、という生き方や、人の可能性を信じるコーチや、食で世界を彩りたいと考えているシェフや、子供に勇気を与えたいと願うサッカー選手など、、人の数だけ真本音の生き方がある。

この、「真本音の願い」に基づいて、現実の自分の行動も一致している時、人は初めて幸福感を感じるのだ。

それを「自己一致」という。


この、「誰もが自らの真本音の願いを生きる」ことが私の真本音の願いでもあり、皆が「自己一致」している社会になれれば、想像を超えた社会になるだろう。


皆、誰もが真本音の願いを持っている。

それに気づくヒントは、日常の些細な行動や現実をありのままに「直視」すること。「自己直視」すること。それだけでも、「これは心地良いな」、「これは嫌だな」などが自然に見えるはずだ。

「真本音」という概念を知ったなら、日常において「あ、これは真本音かも」”という感覚”であらゆる選択をしていけば、今よりもっと充実した人生になるだろう。

、、、そんな願いを込めて書いたもの。

現象の自分とは、自分の実在(心)の反映でしかない。

だがこの世の現実で生きているのは、現象の自分なので
現象の自分は、「現象の自分として」意志を持つ。

すると、

「実在(心)の自分」と「現象の自分」が、本来は同じ自分なはずなのに

分離されていく。

本当はこの二つが、2つのの自分が一致すればするほど、人は幸せになる。

いわゆる、「自己一致」というやつだ。

リクルート2年目の時に書いたノート


つづく


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