見出し画像

「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#01】

ポジウィルのトレーニングの中でおすすめされた本。

もっと深めたいなと思っていたところ、著者の有冬さんご本人も参加される読書会が、あそとさん主催で開催されると見かけて参加してきました。

全7回のうちの、第一回目。気付きを記録していきます。


誰もが、自分の人生の"リーダー"である

この日の読書会の対象は、第一章。
まずは、モデレーターの方から、第一章の概要を説明してもらいました。

リーダーシップとは、"影響力"である
コアな願いを起点に周囲に影響を与える「コアリーダー」と、自分のエゴ(保身)を起点に周囲を影響に与える「エゴリーダー」という存在
● 人間的な成長のポイントは、感情の客体化と、一つ一つ丁寧に枠の外を体験すること

「すべての人がリーダーである。リーダーシップはそこから始めたいと思っています。」と、有冬さん。
リーダーシップというと、カリスマ的な人がグイグイ周りを引っ張って行くタイプのイメージが一番に頭に浮かぶが、この本のリーダーシップはどちらかというと、
自分の人生のリーダーシップを取る」という意味合いで使われている。

前へ進むために、扉の前で悩まない

そこから、グループに別れ、第一章の中で出てきた印象的なフレーズなどを深めていく時間に。私が参加していたグループの中で、特に話題に上がったのが「扉の前で悩まない」という本文中の言葉への共感。人はどうしても何か新しいことをしようとした時に、シミュレーションをしすぎて却って物事を複雑にして、結局一歩もその場から動けないなんてことがよくある。だからこそ、扉の前で悩むことをやめて「えいや!」と一歩を踏み出す必要があるのだ。なんたって、「ワクワクは枠の外に」あるのだから。
あと、同じグループの方が言っていた「何をいうかよりも誰がいうか」「何をやるかよりも誰とやるか」という言葉も響いた。結局は人なんだよね。

怖いまま、不安なままえいやと踏み出せばいい

そこから、全体ワークに戻り、有冬さん交えてグループワークのシェアの時間へ。印象に残った話を羅列していく。

  • (枠はどうしてできるのか?という文脈で)人は飽きる生き物である。一方、動物脳的に現状維持することが最も安全と思う本能もある。成人発達理論では、次の発達段階に行くときに、一度思考のフレームワークを壊して、新しいフレームワークを構築するというステップを踏む。

  • 扉の前でどうしても足踏みしてしまうのは、「葛藤ゾーン」と呼ばれるもの。この対処法は、扉の外に出れる自分、葛藤ゾーンを突き進める自分になるしかない。有冬さん曰く、この時に一番有効なのが「バンジージャンプ法」とのこと。怖いまま、不安なままえいやと踏み出せばいいのだ。

  • 人へのネガティブな感情が生まれたとき、まずはすべての影響力の起点は自分の認知であることを思い出すこと。そのときは感情に呑み込まれて後から気づいたとしても、まずは気づけたことが成長。どれだけ成長しても、急所を疲れると感情が出てしまうこともどうしてもある。そんなとき、どうして自分は感情的になってしまったのかを内省することが大事(感情の客体化)。大体は、自分が何かを恐れているからであり、それは「損したくない」「嫌われたくない」「馬鹿にされたくない」のどれか。

  • 自分のリーダーシップに"合わない"人がいるとき。それもまずは、自分の影響力で周りをコントロールできるものではないことを思いだす。その人に対して、私は何を恐れているのか?を内省し、「この状況が正解だとしたら?」と向き合う。

  • 葛藤と向き合うタイミングは人生の中で何度も来る。ちょうど乗り越えられるサイズの葛藤がくるものだが、どうしても向き合えないときは「誰かのせいだ!」とするのではなく「向き合うのは今度にします!」とするといい^^

参加してみて

本を読んだだけでも、色々と学びがあったけど、他の方と気づきをシェアしていくとまた一段違った気づきに出会えたりして、とても充実した読書会でした。DAY2も楽しみ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?