riio

くだらないことをくだらないなぁって笑っている瞬間が幸せです。

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戦友みたいだよね

私にとっての幸せは何だろう。 美味しいご飯が食べられること。 ひとりで大声で歌いながらドライブする休日。 大切な人とくだらない話でバカみたいに盛り上がってる瞬間。 どれも心や感情が動かされた時だ。 嬉しかったり 楽しかったり 泣いてしまったり 笑ってしまったり 大人になるにつれて、そういう瞬間も少しずつ減っては、いつしかちょっとのことでは動じないのが大人だと思い込んで毎日の小さな出来事を軽く受け流していたような。 そこにも幸せがあったかもしれないのに いつも同じような

    • 季節は必ず巡る。

      あんなに嫌いだった食べ物がいつのまにか食べられるようになっていた。 あんなに苦手だったコーヒーは甘くなくても飲めるようになっていて、私のなかにはいつのまにかたくさんの選択肢が増えていた。 何をどう選ぶか、何をいつ選ぶか。 自分次第で未来が変わる。 選択肢が多いと、自分を見失いそうになるときもある。 でもどれを選んでもそれがそのときの自分の選択肢。 私は何者でもない。 何者かになりたいわけでもない。 ただ 自分の意思で 自分の力で 自分の人生を生きていけることを誇りに

      • 雨降って地固まる。

        あの日から私はどのくらい変わったんだろう。 楽しかったこと。 教えてくれた音楽。 くだらない会話。 たくさん思い出しては泣いて、でも思ったよりは元気で。 君がいなくても大丈夫だよと強がってみたり、 やっぱり一緒にいたいなぁって辛くなったり。 いろんなことを考えた。 どうしたら良かったのかって答えはないのに探していた。 あの日から私はすごく変わったよ。 ずっとやりたかったことを諦めきれなくて 地元を出て 転職をして 一人暮らしを始めて 電車に揺られて 毎日を過ごしてい

        • 心のなか

          わたしはいつから自分の気持ちを隠すようになったんだ? 人と心から繋がることが怖いと思うようになった。それを大人になったのかと正当化するようになった。出来るだけ感情が波打たないように色々なものに期待をしなくなって、ごみを捨てるかのように簡単に物事を諦めてきた。 自分に自信なんかずっとない。 付き合いなんて人に合わせていた方が死ぬほど楽で、相手の出方を伺ってから行動する方が自分が傷つかなくてすむなんて分かりきっているからわざわざ自分から傷つきに行く勇気はなかった。 むしろそれで良

        • 固定された記事

        戦友みたいだよね

          泣きながらご飯食べたことある人は生きていけます。

          どん底でもお腹は空く。 そしてなぜか食べ始めた途端涙が出た。 美味しくて涙が出るのか 生きてるなぁって実感して涙が出るのか 思い出し涙なのか きっとどれも正解だった。 人生に無駄なことはひとつもないし1mmも学びがないものも存在しないと思うからこれで良かったと思えた時が終わりであり新しい始まりなんでしょうか。 永遠に続くものはない。 永遠に変わらないものはない。 変化を望まない者に成長はない。 成長し続けるには変化し続けること。 俺らまだのびしろしかないってcree

          泣きながらご飯食べたことある人は生きていけます。

          花束みたいな恋はできたのだろうか。

          「勿忘でも流してみる?」 私の車を運転しながら彼はそう言った。 よく考えたら別れ話の最中に変な話だよ。 でも私はそこに違和感を感じずに、むしろ「いいじゃん」って笑いながら曲をかけた。 皮肉にもこんな時まで気が合うのか。 彼と出会った5年半。 付き合った2年。 色んなことがあった。 本当は最後に文句のひとつでも言ってやりたかったし 遠距離が寂しくないなんて強がりたくなかったし もっと好きって言いたかったし もっと会いたいって言いたかった。 私、もっとわがままになっても

          花束みたいな恋はできたのだろうか。

          最後じゃないよ

          6月、彼が研修で地元を離れて遠距離になった。 最低でも1年は行ってくるらしい。 飛び立つ前に「最後だね寂しいね」って言ったら「最後じゃないよだから寂しくならなくて良い」って冷静に言われたけれど、やっぱり寂しいもんは寂しいでしょ。 見送りがひとりだったら絶対に泣いていた。 一生会えなくなるわけではない。 ただ、気軽に会えない距離になってしまうだけで一気に他人同士になる感覚があった。 今までだって毎日会っていたわけじゃない。 むしろそこらの恋人たちよりお互いの毎日を知らなか

          最後じゃないよ

          何だか生き返ったみたい

          映画「流浪の月」を見たあとの空想話。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人は人を自分の見たいようにしか見ない。 相手の全部を分かった気になって、自分の想像した型にはめようとする。 「あなたのためを思って」 「あなたらしくないよ」 所詮他人なのに私の何が分かるのか、とは言えないから愛想笑いばかりが増えていく。 そうして、外の世界からひとりの部屋に帰ると 本当の自分がわからなくなっていることに気づく。 世界はこんなに広いのに 窓から見える景色はいつしか同じ

          何だか生き返ったみたい

          わたしは私だから

          気づいたら、変わりたいと思う気持ちがずっとあった。 私はわたしを否定し続けることをやめられなかったから今も変わりたいと思っていて、でもどこかでどうせ私なんかと否定に否定を重ねているんだろう。 変わりたい自分像は本当に描けているのだろうか。 変わるための努力は出来ているのだろうか。 わたしを否定したところで 何もない。 変えられるのはこれからの私。

          わたしは私だから

          変わるものと変わらないもの

          別れの危機(私だけがそう思っていただけ)を乗り越えて、最近彼との関係にも少し変化を感じている。 というか、私自身がものすごく変わった気がする。 ずっと友達だった私たちの始まりは本当に変で、今でも夢なんじゃないかと疑っているんだけど、 恋愛に興味がない彼と、拗らせまくっている私では恋愛関係になるはずがなかったから。私も彼氏がいたし。 学生時代はドライブしながら朝まで過去の恋愛話をしたこともあった。 彼は大抵「私のこと好きじゃないでしょ?」って振られていたらしい。 そ

          変わるものと変わらないもの

          信じた未来を生きたいと思ったので、

          2ヶ月ぶりに彼に会いに行った日。 わたしも彼もお腹が空いていたから、車を走らせてスタバに行って、バイキング形式のアメリカっぽいビザ屋さんに行った。店内は洋楽が流れていてインテリアもアメリカチックだったもんだから、洋画の世界かよ〜とキョロキョロするわたしを見て、挙動不審すぎ、と彼は笑っていた。ものすごく笑っていた。そんなに? 良くも悪くも関係値が平行線すぎてわたしサイドは別れる覚悟で会いに行ったのに顔を見ただけでスキィってなったの本当にチョロすぎたな。 ピザやらパスタやら

          信じた未来を生きたいと思ったので、

          バレンタイン デート 誘い方

          誘う、という行為が苦手です。 変にごちゃごちゃ考えてしまって結局待ちの体制なんてことがよくある。 真面目に「誘い下手」のギネス記録(不名誉)を保持しているんじゃないかと思っている。 誘い方の正しいノウハウなんてないはずなのに 「○○行きたい」「〇〇食べたい」 というか一言「会いたい」でもいい。 そんくらいストレートにいってしまえばいいのに なにをそんなに悩むのか。 私の携帯は、バレンタイン デート 誘い方 のニュアンスで検索履歴が埋まっている。 そして、結局バレンタ

          バレンタイン デート 誘い方

          曖昧な

          2年ちょっと前に別れた元彼が夢に出てきた。 そのあとなんとなく気になってトークルームを開いたら 数日前にトーク相手がいません。になっていた。 一瞬心配になったけれど あ、もうそういう関係ではないや、と冷静になって携帯を閉じた。 ということは、知っている電話番号も解約したのかもしれないなぁ。 今だに消せないでいる。 この先連絡をすることはきっとないんだろうけれど、なんか消せない。 元彼とは最初から最後まで全部が曖昧で 好きです、付き合ってくださいから始まらない恋愛関係

          曖昧な

          始まりは終わりの始まり

          ここに来てようやく「花束みたいな恋をした」を見た。 もう、なんていうか、自分を見ているようでダメだった。 恋人と見たら別れるなんて言われている理由もわかるような気もした。 私も真っ先に思い浮かべたのは彼のことで 好きってなんだろうなぁ、とか ずっと一緒にいたいとか、結婚したいとか、なんだろうなぁって考えた。 そんなことを思っている私だから、 私は彼のことを深くは知らない。 彼も私のことを深くは知らない。 彼とのこの先、を考えた。 出会った頃は趣味嗜好がドンピシャ

          始まりは終わりの始まり

          なんか好きくらいがちょうど良い

          冗談みたいにさらっと告白した日からもう一年が経ったらしい。 彼とは専門学生の時に知り合った。 同じクラスではなかったのだけれど、彼の親友と同じクラスで前後の席順というなんとも運命的なところから、彼の存在も知ることになる。 (思い返すと入学する前のオープンキャンパスで私の前のエリアで団子みたいに固まって騒いでいた男子グループも彼らだ。お前らはいつでも前にいるんか。) それから、私に彼と同じクラスの友達ができ、入学してから1ヶ月も経たないうちに彼とも顔見知りになった。早。

          なんか好きくらいがちょうど良い