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第一回“松阪偏愛ツアー“ニッチャートラベル×VACANT


・偏愛

特定の物や人に対して平等ではないカタチで愛すること。

・ニッチ

壁の凹み、誰も気づかないような隙間。


第一回“偏愛ツアー“松阪編。
皆さまいかがでしたでしょうか。深まる文化に歴史。特産物や景色。まだ知らぬ松阪を発見できましたか?

とかね、言っちゃって。建前はほどほどに。
楽しかったー
それだけでもぉよくない?

集合時間。みんな遅れることなく、むしろ早い。MADOIに入り切らんばかりの大所帯。

1人で参加してくれた人が多く初めはぎこちない雰囲気。初めは。
そんな空気をぶち壊した、吹き飛ばした、、いや食べたなあれは。“駅弁のあら竹社長ぴーちゃん“のワンマントークSHOW。名物“モー太郎弁当“を食べながら駅弁に掛ける熱い偏愛をたっぷりお話しいただいた。斜に構えることなく、自分たちのやってきたこと、作ってきたものに真っ直ぐで自信があってだいぶ心を打たれた。お話と娘のみーちゃんの合いの手が最高でめちゃめちゃ笑ったけど、内心クラつくほど眩しかった。商売の基本、“愛“を教わったんだよね。第二回は音楽隊を引き連れて来るとか来ないとか。想像しただけでクラクラする。

お腹も満たされたとこで続いての目的地“本居宣長記念館“まで40人近い大人が大名行列。お散歩しながら交流を深めたのだ。町のことだけでなく我々VACANTにも興味を持ってもらえたようで嬉しい。いろんな場所から、いろんな仕事をして生活をしてる人たちが“なんだか面白そうだ“ってやってきて今日はこうやって一緒にいる。私たちが住む松阪を知ろうとしてくれているようでこれもまた嬉しかった。記念館の学芸員さんの話がおもしろすぎて、気付いたら先頭をぶんどっていた。偏愛カップ日本代表“本居宣長パイセン“。興味にわがままに生きるって素敵だ。

日も暮れ始め、街中探索タイム。夕飯のお供といえば“丸中本店“の揚げ物。夕飯前だというのにこの誘惑には誰も勝てやしない。みんなコロッケや串カツ、好きな揚げ物を食べ歩く。ビールどっかに売ってないかなー?という始末。楽しすぎるやろっ
次回は保冷リュックに缶ビール入れて挑むつもり。

偏愛マップに載せさせてもらってるお店を紹介しながらぼちぼち歩いてMADOIに。

休憩を挟み、待ってましたの“一升びん〜平生町店〜“へ。


このジョッキ欲しいわー。

お肉もビールもうまいっ。そしてノスタルジックな店内。ツアーの締めくくりはこれっきゃないっ!あぁお腹いっぱい。遠くから来てくれてた人もいるし、ここで一旦お開きに。

夜はこれからだ!ナイトツアーへいざゆかんーー!
ということで“ちょろ松“組と“スナックすぱーく“組、MADOIでまったり組に分かれておのおの好きに過ごす最高の夜。ちなみに私はすぱーくでスパークしてました。呑んで歌って昼間とは別の顔を見たよね。いやぁみんなの歌サイコーだったな。エンターテイナーだよ。これがナイトツアーの醍醐味だね。
仲も夜も深まったところでまた来月ね〜と解散。


“松阪偏愛ツアー“

みんなが思うツアーではきっと、ない。

この町は特別な観光スポットもないし、今も変わらず伊勢に行く通り道だったりする。でもツアーの参加者さんたちは気付いたはず。これは人に会いに行くツアーなのかも。その人の独特の目線や感情越しに見る町。私たちがいつも行ってる飲み屋さんでただただ一緒に呑めばそれが最高のお土産だ。

とか偉そう言ってるけど、参りました。私が皆さんに楽しませてもらったな。

参加してくれたあなた、参加しようとしているあなた、あなたが一番偏愛です。自信持ってください。

素敵な人は、太陽に向かってまっすぐいかれてる。


次回は2月11日。


りえ



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