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2023春盤 Trace EP.

2023年2月にフルアルバム『The House Isn't A Home』をリリースしましたが、あれは2022年の記録という感じでした。正直なところ素晴らしい気分で作ったアルバムではなく、まぁなんとか曲はたくさんあるからちょっとずつレコーディングしてまとめる作業をひたすらに頑張ったようなアルバムでした。時間はとてもかかった気がする。

リリース直後はApple Music様がバナー宣伝までしてくれたりプレイリスト大量ぶち込みをやってくださった甲斐もあり私にしてはかなり聴かれるアルバムになるのかな..と思ってたけど、そこまで上手くいってもいない。

前置きはさておき。
今年はやってやるという気持ちは割と誰にでも多少は、どこかにはあると思う。
そんな気持ちを嫌でも引っ張り出すために今年は春夏秋冬で何かしらのリリースをしようと早い段階で決めました。そしてその第一弾、春盤がTrace EP.です。全4曲入り。各種配信サービス、サブスクリプションで5/14より配信されます。

ジャケがクッソダサいのはわざとです

1.Trace

ある程度の曲がたまると架空のアルバムを組み始める癖があるのですが、以前よりこの曲はオープニングトラックでした。そしてテイクも気に入っているのでそのままEPのタイトルトラックにしました。実は大半のトラックの録音や曲を作ったのは昨年の冬頃でしたがたまたま曲も歌詞も春っぽい気がしてます、こじつければ。
割とストロークス辺りのギターロックのようになったかな。ギターソロのなんとも言えない感じ気に入ってる。閉塞的ギターロックナンバーだと思う。
そして良い思い出あまり無いので春は嫌い。

2.And I Want To Tell You

実は今年2月にリリースした前記のアルバムは、元々オルタナティブロック、ガレージロック路線で固めるつもりだったのが、紆余曲折あり割と真逆な雰囲気になってしまったものでした。この曲はその頃の名残、というかボツ曲です。リサイクルしました。
音うるさいやつ歪んでるやつを録音するのは楽しい。最終的なレコーディング時期は今年2月頃。
少し解説すると演奏面では新しいキーボード類の使い方してたり賃貸アパートでアンプからフィードバックノイズ垂れ流したりで割とカオス。

3.窓の外

日本語。最初の歌い出しの所だけ以前からあってその他は録音中に割と即興的に考えました。久しぶりに日本語の歌詞上手く書けたなと思えた。日本語詞なら書いた本人もよく分からないようなあいまいなものが好きです。正真正銘、春の曲です。春だからって浮かれた明るい曲は一切なくてすみませんでした。
曲はthe velvet undergroundのpale blue eyesに近づきたくてギター、ドラム、ベースともにかなり抑えたアレンジにしました。ベーシックトラックは昨年には録っていて、今年4月にボーカルとリードギターを入れ直して、これはすぐリリースしたいなぁとなったのを覚えてる。レコーディングは今作で1番最後。

https://music.apple.com/jp/album/pale-blue-eyes/1440814049?i=1440814573

4.Flsahback(alternative)

2022年リリースのセルフタイトルアルバム収録曲の再録版。コロナに罹ってぼーっと作った割に気に入ってるから再録。といってもリードギターはオリジナル版の混沌としている感じが好きだからそれだけは変えませんでした。

春盤、どんより感否めませんがこれが私の春のイメージかなとも思える。
夏はキマってるバキバキなVacant Waveをお送りしたいです。
曲はもう出来上がっててベーシックトラックも録り終わってる。あとはちょいと一捻りを。
すごく楽しみ。

おやすみなさい。

おやすみ。

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