The House Isn't A Home セルフライナーノーツ
セルフライナーノーツという名の備忘録。
5枚目のアルバムとなった『The House Isn't A Home』編。
昨年、7年間住んでいた東京から神奈川県川崎市へ引っ越し、川崎で活動している宅録家になってしまいました。治安が悪そうでアレだけど。
今回は全9曲入り。
こんなこと言うもんじゃないし毎回作る度に思うんだろうけどミックスや修正のキリがない。疲れた。
結局出来上がってしばらくしてから聴くと反省点ばかり出てくるし。
1.Time Machine⏳
アルバム収録曲の中では一番最初に録音した曲。ボーカル以外の演奏はすべて打ち込み、これは初めての試みです。タイムマシーンって素敵だしSFのテーマにもよく使われるけど、実際いつも何らかの破綻が付き物な気がする。
エレクトリックドリームポップ。
2.The Nationalist On The Broadcast👴
サイケデリックシューゲイズギターロック。微睡みながら突如ラップを挟みつつ進むよく分からない曲。当初は初期The Verveの雰囲気をオマージュしていましたが何故かこうなりました。
一応リードトラックのような立ち位置。
3.Enfant Terrible👫
1年ほど前にオープンGのチューニングでギターを弾いていた際に作った曲で、元々英語で歌詞をつけていたのを4行だけ日本語でつけ直しました。
シンセに空間系のコードストローク×アルペジオが綺麗に鳴っているのは好き。音が良い。
モチーフは曲名の通り恐るべき子供たち。歌詞もそうだけど雰囲気とか。
気に入ってるけど地味かも。
4.Dinosaur🦕
アルバム収録曲も固まりひたすらミックスしたり修正したりを繰り返していた頃になって急遽出来たアルバム最新曲。80年代ギターポップリバイバル。
歌詞は便宜上funk,youとなっていますが、くたばれということです。嫌な年寄りにはなりたくないなぁと思うことが幾つかあって。
自分のボーカルの力の無さが露呈した気がする。
5.Wednesday Afternoon🌥
今作では一番古い曲。2021年にCD-Rでのみリリースしていたblue day ep.の収録曲の新しいバージョン。歌詞ちょっとだけ変えてキーも半音だけ上げました。今作の雰囲気にぴったりだと思ったので収録。
6.I'm So Tired🛌
疲れた。当初はこの曲を軸にオルタナティブロック系の曲を色々作っていて、その路線のアルバムになるはずでした。今回のアルバムを作り始めた段階ではヨラテンゴというぼんやりとした青地図を掲げていましたが結局途中でそっと方向転換することに。
この曲は演奏もボーカルも全て行き当たりばったりのデモ版をそのまま使っています。
7.Seagull🕊
この曲を作ったことにより "家で1人でやるならうるさめのオルタナティブロックより低体温宅録ギターポップスの方が良い..?"と思うようになってしまい、結果的にボツ曲まみれとなりアルバム完成までたくさん寄り道をする羽目になりました。この曲に関しても歌のメロディが中々決まらず苦戦しましたがなんとか形になってよかった。Teenage FanclubのThe Conceptの歌メロをギターリフに引用🪖
8.Getting Better💭
前述の通りアルバムの曲作りが難航してしまい(本当は2022年中にリリース予定だった)、プログレやロックオペラのようなものにまで手を出す始末に。この曲は組曲のようなものを作った際のワンパート、ここだけ妙にポップで軽やかになっていたのでそのまま切り取って1曲としました。他のパートは陽の目を見る事はないでしょう。
9.Yesterday(Album Mix)🏙
リミックスした!ギャンギャン🎸
自分が飽きるので毎回アルバムを作り始める前は全く違う新しいものを作りたいと思ってはいます。大前提自分が好きな部類の音楽をやるっていうのはあるけど。
蓋を開けると前アルバム『Rainfalls』の路線を発展させたような曲、はたまた2nd album『Zooey』から3rd album『Vacant Wave』の頃のようなインディーポップ/ギターポップもあり。
でもそれが残念という訳でもなく、単純に好きだと思える曲を作れたのが良かったです。
https://open.spotify.com/album/2mGGWHGr2RzE7iITjfVDu6?si=0w0uuh09QLWKLbad13vWtg
最後に。
アルバムが誰かに気に入ってもらえますように。
CDもあってそちらはサブスクにないボーナストラックも収録しています。よろしくお願いします。
生活を助けてください。
読んでくれてありがとう。
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