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感動のキャラ祭り!『レディ・プレイヤー1』がやはり面白かった!

皆さま、ご機嫌よう。

今回はずっと気になっていた映画レディ・プレイヤー1をやっと観れたので、その感想をお話していこうと思います!



電脳空間という魅力的な世界

このレディ・プレイヤー1の舞台は2045年の電脳世界のお話です。

Facebookが社名をメタバースを意味するMETAに変え、AppleがApple Vision ProのVRデバイスを発売しようとしている現代。

VR時代を迎えている今この時代において、注目するしかない世界観ですね。

原作小説のゲームウォーズが出たのは2011年。

その少し前の2009年には電脳ファンタジーの金字塔『ソード・アート・オンライン』が日本のライトノベルで誕生しましたよね。

そのさらに前には、1999年に『マトリックス』が。

他にも、電脳世界にまつわる話は沢山作られています。

電脳世界は、いつの時代も人の興味を引いてやまないのです


大規模なお祭り映画

レディ・プレイヤー1を一言で表すとするなら、多くのエンタメ作品を詰め込んだお祭り映画です。

ゴジラやガンダム、キングコングなどの超有名キャラクターがこれでもかと出てきて、大迫力に大暴れします。

ストーリーの軸も、電脳世界を作り出した開発者がゲームに隠したモノを早い者勝ちで手に入れろというお祭り展開。

そんなのワクワクしないわけがありませんよね。

どんちゃん騒ぎが観れるだけでも、この映画を観る価値があると言ってもいいでしょう。


荒んだ現実世界

プレイヤーは当然リアルの人間なので、多くの人がお宝を狙って争奪戦を繰り広げるわけです。

子どもから大人、大企業までもがそのゲームに巻き込まれていきます。

2045年の現実の世界は、環境汚染や気候変動などによって目も当てられないほどに荒んでしまっています。

その世界観が拍車をかけて、人々は電脳世界へと居場所を求めに行くようになるわけです。

その電脳世界の名前は『オアシス』。

ちょっと皮肉混じりな感じが嫌いじゃないですね(笑)

この電脳世界『オアシス』で、主人公の少年は大人の大企業を相手取って戦っていくことになるわけです。


敵もちょっと笑えて面白い

大企業の大人とだけ聞くと、ただの少年に勝ち目はないように思います。

ただ、この世界の舞台は電脳世界。

大人よりも子供の方がゲームでは一枚も二枚も上手ですよね。

大人たちは、この子供達に大苦戦を強いられるようになるのです。

大人たちは至って真剣に子供達をゲーム内でもリアルでも潰しにかかろうとしているのですが、ちょっと抜けていて笑えるところがまた面白いです。

実際やっていることはかなりえげつないのですが、その抜けている加減もちゃんとリアルな人間を描いているようで良かったです。


作品に温かみが込められている

お祭り映画なので、絶望の淵に立たされてどうしようもなくなるということはほぼないです。

それは作品全体に温かさが込められているからで、まさにこの電脳世界のように大人が観ても子どもが観ても楽しい作品に作られています。

大人が観ても楽しいのは、リアルにこんな事が起こったらちゃんとそうなるよねというツボはしっかり抑えているからです。

前述した通り、大人たちはえげつない事を平気でやっています。

ただ、その非人道的な行為には焦点を当てすぎず、

あくまでストーリーラインは子供達が大人から世界を救う話に設定しています。

だから世界観を想像して深掘りしようとする大人が観ても楽しいし、子どもが何も考えずに観ても映像だけで楽しい作品なんですね。

この作品が伝えたい根本は、人の温かみだと感じました。

最後には愛が勝つというような観客に希望を与える作風になっているのも、
流石は巨匠スピルバーグ監督による作品だなぁと感動しました。

これだけ大量に色んな作品のキャラを登場させるお祭り映画を実現できたのも、彼の映画だったからというのもあるのでしょうね。


最後に

『レディ・プレイヤー1』、とても面白かったです。

観て絶対に損はしないので、多くの人におすすめしたい作品ですね。

聞くところによると、レディ・プレイヤー1の電脳世界『オアシス』を現実の電脳世界で実現しようとしている話があるのだとか。

現実世界ではこれから発展していく電脳空間、ますます目が離せなくなりそうですね!

『オアシス』、『アインクラッド』のような電脳世界の完成を心待ちにして、日々を生きていこうと思ってます。

とにかくVR酔いだけはなくなって欲しいなぁ・・・。

スカイリムVRで死ぬほど酔ったのはいい思い出です(笑)

それでは皆さま。

電脳ダイブは、ほどほどに。

ではまた。


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