見出し画像

散策記|宮城県気仙沼市・魚市場・魚市場前周辺(仲町)・一景島神社

気仙沼市を散策して来たので報告します。

いつも通り、写真のみ見たい方はPinterestの方を閲覧してください。記事中に掲載していない写真も数多く掲載しています。


気仙沼魚市場前周辺(仲町)・一景嶋神社

まずは魚市場前周辺です。仲町という地域にあたるのかもしれません。

尚、宮脇書店に用がある場合は、同店駐車場を、周辺を散策するのであれば魚市場の駐車場を利用する方が良いでしょう。

気仙沼市最大規模の書店だと思います。

喫茶スペースが店内に用意されており、ソフトクリームやシェイクを味わいながら購入した本を読めます。もちろん、喫茶スペースのみの利用も可能です。

宮脇書店は専門書・実務書の揃えが豊富であり、岩手県沿岸南部〜宮城県沿岸北部エリアでは、間違いなく最も専門書・実務書の用意がある書店です。

昨今、多くの書店、とりわけ地方の小規模〜中規模書店では、読むのが毒になるような浅はかなビジネス書ばかりが並ぶ傾向が強まっています。

宮脇書店においてもそうした本が当然並んでいますが、同エリアの他書店と異なり、しっかりとした中身のある専門書・実務書が数多く置かれています。

そのため、学習や専門的知識の習得を考えて書店を利用するのであれば、少なくとも同エリアにおいては宮脇書店が一番と言えるでしょう。

さて、散策に戻ります。

今回は宮脇書店の裏側を散策しています。辺りは未だ未利用の空き地が多く、他の周辺自治体同様、震災復旧を掲げて整備したものの活用が進んでいない実態が見て取れました(※地権者の都合の可能性もあるため、断定はできません)。

先に掲載した地図を見て頂けば分かるように、このエリアは港湾と住宅地の間のエリアです。それでありながら、何軒かホテルが見られるのが特徴的でした。

少し歩くと大きな鳥居が見られます。

一景島神社と言い、市伎島姫命をお祀りしているとのことです。

小規模ながらとても雰囲気のある神社でした。

訪れた時間の影響か、全体的に静謐な空気を湛えていたように感じられます。

一景島神社の正面には、ホテル一景閣があります。

大正5年創業の歴史を持ったホテルではありますが、フィットネスジムを始めるなど新たな取り組みにも挑戦しております。

会員となり月額料金を支払うと、ジム設備を利用できる上に大浴場の入浴も楽しめるとのことで、非常にお得な利用ができるようです。

ホテル一景閣を魚市場方面に歩くと、倉庫を活用したトランポリンパークF-BOXが目に留まります。

https://f-box.co/

一見するとトランポリンができる施設には見えませんが、どうやら内部は中々本格的な仕様になっているようです。

すぐ近くには気仙沼パークホテルがありました。

非常に高い建物で、最上階付近からの見晴らしはとても良いだろうなと感じました。

魚市場前の防潮堤に沿って進みます。

防潮堤にはガラスが埋め込まれており、海が見えるようになっていました。といっても目の前には大型の施設が広がっているため、海を楽しめるかというと何とも言えない印象を受けます。

少し足を伸ばすと、たばご屋と呼ばれる食堂が見えました。

その先にはみしおね横町と看板のある飲食店が並ぶエリアが見られます。

気仙沼港は全国各地から漁師が訪れる港であるため、訪れた漁師達が空腹を満たすのに一役買うエリア。そんな印象を受けました。

宮脇書店の方へと戻ります。途中、気仙沼中央公民館が見えました。

震災直後からあまり変わらぬ姿のまま利用されている。そんなイメージがあります。

震災後間もない頃、ここでビジネス系のセミナーが行われており、ポピンズの創業者であり代表取締役会長である中村紀子氏の講演を聴いた記憶があります。

どうやら当時参加していた方が記録していたようです。興味があったら読んでみてください。

宮脇書店の裏手に、独特の外観をしたお菓子店がありました。バナナジュースの幟が目立つお店です。

宮脇書店が入る一角の駐車場です。

かつやが見えますが、少し前までははなまるうどんでした。時期が悪かったのか、吉野家ホールディングスの都合なのか、早々に消えてしまった記憶があります。

気仙沼市魚市場

さて、次に気仙沼市魚市場です。

気仙沼市魚市場は、建物が非常に広大であり、様々な事務所や店舗、施設が複合的に組み合わさっています。

全体を歩くだけでも1時間程度はかかるのでないでしょうか。

建物は比較的オープンにされており、施設内部も観覧できるようになっています。また屋上からは、2020年に開通したかなえ橋も見られるなど、観光スポットとしても魅力的な施設となっていました。

この日は、イベントスペースで「おかえりモネ」にまつわる企画展が行われており、若いカップルや家族連れで賑わっていました。

内部に入ります。作業場をギャラリーのような位置から見下ろせるのが特徴的に感じられました。

午前中に訪れると忙しなく働く人々の姿を見られるのかもしれません。

こういった通路が、延々と奥まで続いており、作業場を上から見られます。水産業に関心のある人にとっては、仕事を見て学びを得るのにうってつけかもしれません。

屋上に出ると、広い海と海を股にかける大きな橋が見えます。

訪れたとき、丁度遊覧船が帰ってくるタイミングでした。

遊覧船は、以前紹介した南町の桟橋(エースポート発着場)から乗れるようです。

案内所・窓口も上記の施設(pier7・ムカエル)に入っています。

屋上には、独特の外観の建物が幾つも並んでおり、目を賑わしてくれます。

これは、何なのでしょうね。

魚市場前の大きな道路を挟んで、サンマリン気仙沼ホテル観洋の聳える姿が見えます。やはり見晴らしは良いでしょうね。

温泉・料理・観光の3点を楽しむのに丁度良いかもしれません。

それは前述の2ホテルにも同様のことが言えますけれどね。

気仙沼市魚市場に隣接する海の市・シャークミュージアムです。その名の通り、サメにまつわる展示が見られます。

また氷の水族館があり、氷漬けになった多くの魚を見られます。ただ極寒の施設なので、寒さが厳しくなっていく今の時期に行くのは厳しいかもしれません。

ということで、今回はここまでです。季節柄風が強く、加えて海から吹く風のせいかとても冷たく、寒さを強く感じる散策でした。
























この記事が参加している募集

ふるさとを語ろう

皆様のサポートのお陰で運営を続けられております。今後もぜひサポートをいただけますようお願い申し上げます。