見出し画像

中国・武漢に初訪問したときの話(初日)

3年前、仕事の都合で中国の武漢に1か月間滞在することになりました。

先日の記事では、自分が様々な職種を経験したと書きましたが、フリーランスカメラマンになる前は産業機械のエンジニアとして働いていてました。その仕事の都合でたまたま武漢に訪問することになったのです。

武漢という地名はその時全く聞いたことありませんでした。(コロナの影響でここまで有名になるとは、、) ただ、中国自体初訪問だったので、未知なる土地へ足を踏み入れることに胸が高まっていたのを覚えています。
勿論私のメインの目的は仕事ではなく、空き時間にスナップ写真を撮りに行くこと。

外国に訪れると毎回カルチャーショックを受けますが、ここ武漢でも同じことが起こりました。初日に空港を出てホテルでタクシーに向かってる最中窓の外を見ると、、

画像1

「奥側のビルが霧がかっててはっきり見えない、、」

全体的に緑がかって見えるのは、タクシーの窓の色の影響ですが、中国のPM2.5や黄砂による深刻な大気汚染はここまで目に見えるレベルなのだとこの時初めて分かりました。匂いもどことなく大気が汚染されてる感じがするレベル。。

スマホの天気アプリには基本「晴れ」「曇り」「雨」など書かれていますが、武漢の天気は「霧」、、、(ある日は「もや」とも記載がありました。。)

日本とは全く異なる地に来たのだと「視覚」と「嗅覚」で既に感じとれるレベルでした。やはり外国は実際に行ってみると自分の想像をはるかに上回りますね。

画像2

市街地に入るとこれまた驚愕したのが、「車の運転の荒さ」です。ひっきりなしに鳴るクラクション。渋滞時は「そこまで詰める?!」とびっくりするくらい車間距離が縮まり、ひたすらクラクションを鳴らしまくる。追い越し車線などありません。左からも右からも追い抜きまくります。日本に観光に来ている中国人に対して「せっかちだなぁ」と感じることは度々ありましたが、この交通状況にもしっかりそれが表れていました。交通事故者数世界1位の国であることにも納得です。

ホテルに着いたら、もうすでに夜でした。

ホテルの窓からの景色 (Hotel : Holiday Inn)

画像3

ビルもキラキラ、橋もキラキラ、船もキラキラ。。。中国人は派手好きとよく言われますが、それも街の外観に表れているような。

武漢(湖北省)は中国の中でも第6位の人口(858万人)を誇っている都市なので、さらに大都市に行けば、もっとド派手な外観が期待できそうですね。

なにはともあれ空港からホテルまでの間だけでもカルチャーショックを受けまくった私は、「この国で一体どんな写真が撮れるのか」と興奮に満ち溢れていました。

次回の記事からは武漢の街中や路地裏で撮影した写真を公開しつつ、さらに真に迫った中国・武漢の姿をお届けしたいと思います。

以上、武漢初日でした。


記事を読んで頂きありがとうございます。もし記事を気に入って下さってサポート頂けた場合は、写真家としての活動費用に使わせて頂きます。