風物詩のカクテル
以前、三軒茶屋にあるバーで季節のフルーツカクテルを飲んだ。3軒目に立ち寄ったお店だったのでへべれけで注文したのだが、口にした途端この為に夏を生きているという感覚に陥った。
桃はこんなにも幸福な果物だったのか。
そのカクテルをずっと忘れることができずにいたところ、実家から桃が届いたので家にあるもので作ってみようと思い立った。
レシピは極簡単。
桃の皮を剥いて適当な大きさにカットする。
数時間冷凍庫に入れる。
ミキサーに凍った桃、白ワイン、レモン汁、パイナップルジュースを入れて出来上がり。
お酒の種類は白ワインではなく、ジンやウォッカなどクセのないスピリッツでも良いかもしれない。
夏バテで食欲がなく、でもお酒は飲みたいという人にオススメなのはスムージーカクテル。
凍らせた桃、ヨーグルト、牛乳、パイナップルジュース、白ワインやスピリッツをミキサーにかければ、恍惚としてしまうような桃のスムージーカクテルが出来上がる。
ほかにアレンジ方法はシナモンやグローブなどスパイスを加えたり、桃ではなく夏ならばメロンやスイカ、マンゴーなどでも良い。
思い出のカクテルを自分で自分の為だけに作るのも悪くない。