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【事業の裏側こっそり教えます!】注目の新規事業 メタバース開発ウラ話を大公開!

こんにちは!VARK採用担当です!
VARKは現在、採用メディア『Wantedly』にて、社員インタビューや事業や会社の裏話など、VARKにまつわる様々なストーリーを配信しています。
より多くの方にVARKについて知っていただくため、Wantedlyに掲載したストーリーを、noteでもご紹介していきたいと思います。

今回は、昨年12月のメタバース機能リリースを受けて公開された、メタバース開発に関するストーリー、【事業の裏側こっそり教えます!】注目の新規事業 メタバース開発ウラ話を大公開!をお届けします。

開発に至るまでの経緯やこだわりまで、メタバース開発の中心人物であるディレクターとプランナーの2人が、開発の舞台裏とこれからの展望をこっそり教えちゃいます♪どうぞご覧ください。

−PROFILE−

土井 浩二(どい こうじ)
2021年9月入社。メタバース開発では、機能の方向性や開発方針を決定するディレクター業務を担当。
我喜屋 駿介(がきや しゅんすけ)
2018年12月入社。メタバース開発ではプランナー企画職として、機能の仕様や実装管理を担当。


もっとライブを楽しんでもらいたい! ライブ体験の向上のためにメタバース開発を決意

--VARKには元々メタバース事業をやろうという想いがあったそうですが、今回メタバース事業を進めていくという方針は、すぐに決定したんでしょうか?

我喜屋:VARKでは元々VRライブ事業を行ってきたので、そのライブ事業にシナジーできるコンテンツを拡充していこうという話になって、色々と検討した結果、メタバースを開発しようという流れになったという感じなので、フットワーク軽く作り始めたわけではないですね。

土井:去年の12月から開発を始めたって聞いたけど、その前から色々な案が出て、何が良いか話していたって感じなんですか?

我喜屋:話が出たのはそのくらいだけど、実際に着手していったのは今年の春くらいだったかと思います。

今はメタバース黎明期ではあるけれど、既に他社さんでリリースされているものもあるので、VARKは後発組になるんです。制作するなら、既製のものをなぞるのではなく、VARKならではのコンセプトをきちんと立てて、後発としてのメリットを生かして制作していこうと思っていました。

--色々検討された上で着手されたんですね。メタバースは新しい技術ですし、開発する上でご苦労もあったんじゃないですか?

土井:私が入社してプロジェクトに参加したのは9月でしたが、実はその時点では実装する機能のリストがたくさんあったんです。でも、12月リリースということだったので、それを全部実装するのは現実的ではないと思い、リリース要素の削ぎ落としから始めました。

じゃあ今VARKに一番必要な機能は何だろうと考えたら、「やっぱりライブが中心になってくるから、ライブの前後の体験を補完するものにしよう」となっていったんです。そうした見直しと、決定した機能の開発を最速で進めていくというスケジュール調整が、一番苦労した点だったと思います。

−−ライブに一番必要な機能の実装から始めたんですね。逆に、開発する上で面白かった点も教えて下さい。

土井:面白かったのは背景デザインですね。企画側からは、リリース時点では広場は規模が小さくても大丈夫ですよ、という話をしていました。しかし、もっといいものを作りたいというデザイナー側のこだわりで広い広場を提案してくださり、限られたリソースと期間の中で作りあげてくださったのはすごいな、と感じました。3Dの最適化にもこだわって作ってくださったので、Questという端末においては、すごくハイクオリティなものができていてワクワクしました。

−−どんな世界観をイメージして作られたんですか?

我喜屋:1つの空間ではなく、色々な空間に拡張できるように作りたかったので、1つの大きな世界ではなく、島をコンセプトにしています。

土井:今あるWORLD(VARKのメタバース機能の名称)の世界は、緑が多くて近未来チックな世界観です。でも、ライブをされる演者さんによっては、その世界観が合わない方もいらっしゃるだろうし、それって、どんな世界観にしたとしても起こりうることだと思うんです。

そういった時に「うちではこれしかできないんですよ」って演者さんに妥協してもらうんじゃなくて、演者さんの世界観を作れるようにするということは、ライブの体験を最大化するために絶対必要でした。

それを実現するためには、やはり地続きの空間よりは、各世界が点在する島のような形が良いということになって、空中都市的な感じの中で、周りを見渡すと他の空中都市が浮いているのが見える…という世界観になっています。

−−演者さんによって違う世界観の島を舞台にすることができるということですね。ハイクオリティなライブを提供してきたVARKならではの発想ですね!


ライブ前のドキドキ感やライブ後の余韻まで再現したい!ユーザーの想いや体験を共有できるコミュニケーションツール作り

−−開発で一番印象に残っている思い出はありますか?

我喜屋:思い出というよりは、すごいスピード感で開発が進んでいったこと自体が一番印象深いかもしれません(笑)

土井:私がアサインしてから大幅に舵取りを変えていきましたしね。メタバースというと、フレンド機能やボイスチャット機能が最初からあるって思われがちだと思うんですが、12月リリースに向けて、ライブに特化する形で優先度を決めて、機能を絞って開発を進めてきました。

−−ライブをより楽しむための選りすぐりの機能がリリースされるんですね!中でもおすすめのポイントはありますか?

土井:メインの機能となる部分なんですが、メッセージボードという機能がおすすめですね。先程お話したライブ前の雰囲気やライブ後の余韻を味わってもらいたいという思いで作った機能です。

例えばスクリーンショットで撮ったものを載せてもらったり、コメントを書き込んでもらったり、VR空間だと実際にペンで描いたりもできるので、イラストを描けるような仕様にもなっています。

−−それは演者さんも書き込むことができるんですか?演者さんとユーザーとのコミュニケーションツールにもなりそうな機能ですね!

土井:そうですね、演者さんも書き込むことが可能なので、その可能性はありますね。双方向ではなくても、演者さんがボードを見てくださることはあると思うので、ぜひみなさんに書き込んでいってもらいたいなと思います!
−メタバース機能で、ライブがより楽しくなりますね!いよいよリリースですが、リリースに向けての想いをお聞かせください。

我喜屋:メタバースを作るとなった時に、100億を超えるような莫大なお金がかかって、すごいクオリティのコンテンツがいっぱいあって、経済圏ができていて…みたいなものをイメージしたんですけど、今VARKが作るべきなのは、ライブ体験を最大化するための機能だと思ってメタバース機能を作ってきました。

VARKが行っているバーチャルライブっていうのはリアルタイム形式なので、ライブ開始5分前にデバイスを着けて観て、終わったら外して終わるという感じで、自宅で簡単にアクセスできるのがメリットです。

でも、実際のライブって、その会場に向かうまでのドキドキ感であったり、ライブ後の高揚感や余韻を共有したりというところまで含めてライブ体験だと思うので、そこをどう拡充していこうかというのは考えていたんです。その末にできたのが、今回のメタバース機能でした。

今はユーザーさんがTwitterなんかで感想をつぶやく程度で、ファン同士の交流を図れるコミュニティもオープンなところではあまり無いなあと思っていたので、そういった面でも満足していただけるような、総合的なバーチャルライブ体験を提供できるようになったんじゃないかと思います。

今VARKを楽しんでくださっているユーザーさんにとっては、「VARKがメタバースっていう新しいこと始めたぞ」っていうよりは、「ライブをもっと楽しめるようになったぞ」っていう機能を実装できたと思っているので、ぜひ楽しんでいただけたらなと思っています。

最高の体験を味わえる『総合エンターテイメント型メタバース』を目指して

−−今後、メタバース事業をどう進めていこうと考えていらっしゃいますか?

土井:今回のリリースは、まだ序章に過ぎないんです。今後はもっとユーザーさん同士のコミュニケーション機能を充実させたり、カラオケ機能なんかも実装していって、VARK自体が総合的なエンターテイメントプラットフォームになっていくような『総合エンターテイメント型メタバース』を目指していきます

これからエンターテイメント要素に溢れた機能がどんどん追加されていきますので、ご期待ください!

−−最後に、転職を希望されている方へメッセージをお願いします。

土井:熱意がある人に来てほしいなと思っています。VRやメタバースという、これからどうなるかも分からない、今まで無かったものを新しく作っていくことになるので、普段からVRで遊んでいたり、興味があるというのは、すごく重要だと思っています。面白そうだからという理由で飛び込んでもらっても嬉しいですが、その上で、興味を持って自分で取り組んでいっていただけると嬉しいですね。

あと、VARKは音楽とは切っても切り離せない会社なので、VRにも音楽にも興味がある方にとってはすごくマッチする会社だと思います。これからもエンターテイメントにかかわるもの以外は実装しないので、そういったコンテンツ作りに興味がある方にぜひ来ていただきたいですね。

我喜屋:メタバースと言うと色々搭載されたすごいものをイメージされるかもしれないですが、VARKではどういったメタバースを目指していくのかというビジョンが明確になっているので、迷うこと無く舵を切れるというのが、我々のメタバース事業の特徴かと思います。メタバースをやりたいと思って企業を探していらっしゃる方は、そこを1つの判断基準にしていただければと思います。ご興味のある方は、一度話を聞きに来てみてください!


いかがでしたでしょうか? “VARKが目指すべきメタバースの世界”を確立し、それに向かって突き進むメタバース開発チーム。その根底にあるのは、「みんなにもっと楽しんでもらいたい!」という熱い想いでした。

VARKは、これからも皆様に最高に楽しい体験をお届けする『総合エンターテイメント型メタバース』を目指し、どんどん開発を進めていきます!そして、そんなメタバースを一緒に盛り上げていってくれる仲間を求めています。VRやメタバース、エンタメが気になっている方は、ぜひ一度遊びに来てください!お待ちしています♪

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