この話は一昨年の話で、まあ、夢だったのか？夢じゃなかったのか？という部分がありますので、話半分で読んでください。

　今もそうですが、当時も心霊名所や曰く付きの物件を検証するようなYouTube動画をよく視ていました。

　まあ、そのうち2回ぐらい、視たあとに不思議なことがあったので、その話をと・・・・。

　うち、一つは、その話を聞くと「怪異」が起こる的な話を視てるときに、廊下の人感センサーライト（廊下はすべて人感センサーライトにしてる・・・スイッチの位置がわけわからん場所にあるので、夜中とかトイレに行くときに不便だったという理由）にしてますが、その話を聞いてるときに人感センサーライトが反応しました。
　うちはネコ飼ってるので、ネコかと思い「電気代をむやみに消費するとは（笑）」と冗談言いながら、ネコを呼ぶと、廊下ではなく別の部屋でぐっすり寝てましたｗ。
　ということは、誰がセンサーを動かしたのか？ということになりますが、まあ、たまたま偶然、その時に誤作動したのでしょう・・・ということにしています。
　なお、誤作動したのは今のところ、その時だけです。

　で、もう一つは、有名な心霊Youtuberの動画をいくつか続けて視ていた時のことです。

　寝る前2時間ぐらい、連続で視て、さて、いよいよ寝るか・・・って思って、電気を消したのですが、その電気消した瞬間、突然、左目がほとんど見えなくなりました。

　「はえ？」と思って、電気をつけると、見え方が悪いけどとりあえず見える。
　あれ？と思いながら、電気を消すと、左目はなにも見えなくなる。

　ちょっと焦りましたが、・・・・・まあ、夜も遅いし、緊急病院に行っても大した処置はないだろうし、どうしようもないかなぁ・・・・って思って、そのまま寝ることにしました。
（朝起きたら治ってんじゃね？という考えもあった）

　そして、眠りについてしばらくした頃でした。
　ふと目が覚めたわけですが、微妙な金縛り（そもそも、はっきりとした金縛りは経験した事が無く、身体がゆっくりとしか動かない・・・というような現象は数回ある）が起きていたわけです。

　めいいっぱい力を入れて動かすと・・・なんというか「ギギギギ」という感覚（ロボットの油切れ？みたいな）でゆっくり動くわけですが、そうやって起き上がろうとした時に、仰向けで寝ている私の胸あたり、右側から、見たことのない男性の顔が出てきたわけです。

　「おおおお？」と思うも、知らない人が入ってきた！という考えがあり「これは許されん！」と思ったわけですね。

　その顔はゆっくりと右側から「ぬめ～」って感じで出てくるのですが、それに合わせて、こちらもゆっくりと動く体を合わせて対処しようとしました。

　もう、起きてすぐでもありますので、思考回路は単純なわけで。

　ゆっくりと動く体を使い、少しづつその霊の首に右腕を近づけていく。
　そしてある程度の位置に来た際に・・・・ヘッドロックしたわけです。
　ゆっくり・・ギューっと締め上げると、急に体が普通に動くようになり、そしてその男はヘッドロックのせいか、バタ狂い始めたんです。

　私はなにを思ったか、そのまま、今度は左手の指をその男の左目にねじ込みました（なんか自然とそうした）。

　そして「お前か、お前が元凶か」って口走りながら（うまく表現しにくいですが、意識が二つあって、一つは意識の外から見ている感じでもう一つの意識は肉体にあり、相手にそう口走っているという感覚）、グリグリと左目をエグっているわけです。

　そうすると、その男性は一層、バタ狂い、一生懸命、ヘッドロックした私の腕から離れようとしてるのが伝わってきました。

　そのまま、さらにエグっていると、突然フッっとその男性の感触がなくなり、私も「ハッ」となり、起き上がり、まわりを確認する。

　そこにはそんな男性もなく、そして嫁のろっこが隣でスヤスヤ寝ているだけでした。

　指には、なんか硬めの丸いものをヌタヌタした場所でぐちょぐちょ触ったような感覚と、右手には誰かをヘッドロックした感触が残っていました。

　そして、なぜか寝る前に見えてなかった左目は、いつもどおり、普通に見えるようになってました。

　夢かなぁ・・・とも思ったのですが、妙にリアルな感触が残っており、ちょっと気持ち悪いなぁとその時は思ってましたね。

　・・・・その後も相変わらず、そういったYouTubeを見ていますが、変なことが起こったのはその2回ぐらいです。

　後日、実家の母にその話をすると（母親はめちゃくちゃ霊感が強く、霊能者から果ては夢枕の仏様？にも「修行しなさい」と言われた人。でもお金稼ぎに走る自信しかないから「ヤダ」と答えたそう）。
　「ああ～たま～にそういったのあるね～。私もYoutubeでそういったのが時々あるけど、あんなのも善し悪しだね～。見てるほうも霊障受けるんだから笑」と言ってました。