筋少好きがアーバンギャルドにもハマりました【日記&推し紹介】

おはようございます。

最近アーバンギャルドというバンドにハマりました。
今回の記事では、アーバンギャルドさんに

  • どこで出会ったのか

  • ハマったきっかけ

  • どこが良いと思っているか

  • 現在どのくらい曲を聴いたか

について、記憶が新しいうちに書いておこうと思っています。

この記事を読んで下さっている方々におきましては、アーバンギャルドを知らない方は新しい音楽との出会いの場として、既に私より詳しい方は「あるあるだぜっ!」と共感する場として活用いただければと思っています。

それでは、行きます!


アーバンギャルドとは

アーバンギャルド urbangarde は様々なジャンルをクロスオーヴァーする「トラウマテクノポップ」バンド。
唯一無二の文学的歌詞に、狂った電子音に濃厚なアンサンブル、 女性・男性ツインヴォーカルがはじけるサウンドは、 病的にポップ!

浜崎容子 (Vocal)
松永天馬 (Vocal)
おおくぼけい (Keyboard)

詩や演劇のフィールドで活動していた松永天馬の呼びかけにより結成。 シャンソン歌手としてステージに立っていた浜崎容子をアイコンとして、病的な現代を標榜し、アンダーグラウンドでありながらポップでもあるという、類い稀な音楽として昇華している。
楽曲のみならずアートワークやMVなど総ての作品を松永自身が手がけるパーソナルな創作集団でもあり、各メンバーがソロの音楽や小説、俳優、モデル、美術など他分野でも活動。

公式サイトBIOGRAPHYより引用

今年2023年にデビュー15周年という、脂ののったバンドです。
アバンギャルドとアーバンを掛けているのですね!(多分みんな知ってる)

出会い ~YouTubeのオーケンギャルド~

私は10年位前から大槻ケンヂさん(オーケン)や筋肉少女帯が好きです。
最近暇になったので、YouTubeでオーケンを始めとする推したちの動画を沢山観ていました。

そんなある日、初めて観るなんだかサイケなバックバンドを率いてオーケンが熟練の持ち歌「踊るダメ人間」を披露しているこの映像に出会いました。
↓(サムネの白髪スーツの男がオーケンです!)

これは「鬱フェス」という2015年から毎年開催されているアーバンギャルド主催のフェス映像で、2020年のオーケン&アーバンギャルドのコラボの一部です。
コロナ最初の年なので、観客は収容人数の大幅な制限かつ無発声という特殊なライブですね。
筋肉少女帯での演奏よりお洒落になっていていい感じだなあと思いました。
あと、女性コーラスが入るとこの曲の世界観が広がって助かる。

ハマったきっかけ ~松永天馬さんの怪しく激しいダンス~

上で紹介した動画を何回か観たことで、YouTubeのおすすめにアーバンギャルドの映像が上がってくるようになりました。
ちょっと気になるなぁと感じていたので、私はおすすめされるままに幾つかクリックしました。
AIに行動を支配されるのだって粋じゃあねえか、てやんでぃ。

そしてMVなど色々観まして、私の場合はライブ映像でアーバンギャルドにハマりました。
主に松永天馬さんのせいです。↓(以下動画のツインVo.のうち男性が彼です。)

ダンサーではなくヴォーカルなのにめっちゃ激しく動くし、動きがどうにも胡散臭い感じもツボでした。
裏で凄い頑張って動いているであろう部分で女性Vo.の浜崎容子さんや他のメンバーにカメラが向いている瞬間が、まあバンドMVなので仕方ないんだけれどもちょっとかわいそうで好きです。

その後、TV番組の違法アップロード動画なのですが、中川翔子さんとアーバンギャルドのコラボで「残酷な天使のテーゼ」を歌う映像でダメ押しされました。
しょこたんと浜崎さんのツインボーカル編成ということで歌をはく奪され、コーラス担当になった松永さんが後ろで滅茶苦茶踊っていて爆笑しました。
これまたカメラにはちょっとしか映らないのが私のツボを的確に刺激してきて、本当にずるい。

推しポイント

Vo.松永天馬さんの濃ゆいキャラクター ~J-Popよ、ゴムを着けろッ!~

ハマったきっかけであり今もなお推しポイントであるのが、ヴォーカル兼作詞家兼ダンサー(?)のバンドリーダー、松永天馬さんです。
この動画↓には私が感じた”彼らしさ”が詰まっていると思うので、この記事の中でもせめてこの動画だけはなにとぞご視聴ください。オネガイシマス!!!

おもしろ政見放送特有の仰々しさやガンギマリな自己陶酔性を最大限に発揮しつつ、ちゃんと芯の通った主張が込められていて凄い。
筋少の「パンクでポン」のアジテーション性をかなり発展させた感じです。
ってか「パンクでポン」がサブスクにないぽいですね…。何たることだ……。
日本のJ-Popの権利者はバカだーっ!これじゃあ布教活動ができないじゃないかぁーっ!!ストリーミングにきちんと全曲網羅しろーっ!!!うわぁぁぁぁん(泣)

……パンクでポンが使用できないので、気を取り直して別アプローチです。
つまり、ライブ映像などで観られる天馬さんのマブいパフォーマンスが、まるで筋少の「キノコパワー」のPVのケラさんがPV世界からそのまま飛び出してきたようなイメージで、私のどストライクなのです。
↓(冒頭で司会をしたり、中盤にオーケンの骸の隣でどさくさに紛れてコマネチしてるのがケラさんです。彼は最近、紫綬褒章を貰いました。)

なお、ちょっとずれるかもしれませんが同じ「胡散臭カッコいいボーカル枠」としてはSound Horizon参加時のJIMANGみがあるかもしれないです。
私はJIMANGも滅茶苦茶好きなのです。
↓(サンホラではなく、じまさんのソロ活動の映像ですが是非!)

音楽性 ~色々なジャンルのポップソング~

音楽性も個人的に良きです。
作詞は全曲松永天馬さんが手がけておられますが、作曲の方はメンバー各人で分担しているようです。そのお陰でテクノを基軸にしながら幅広いジャンルの曲があり、飽きません。
そして一番重要な部分ですが、楽曲の根底にポップさがしっかりとあり、歌詞のパワーが強くてもちゃんと音楽として聴き込みやすいです。
例えていえば、とても苦くて良く効く薬を、色々な種類の味があるゼリーの中に包んで美味しく飲み干す感じでしょうか。オクスリノメタネッ!

私はまだアーバンギャルドの音楽を沢山聴けていない段階ですが、曲調については今のところこの曲が一番好みです。↓

私は80年代のポップソングにおける、バックの演奏のキラキラした残響感(伝われッ…!)が好きなのですが、この曲はその雰囲気が出ていてとても好きです。
対して歌詞は令和の最先端な感じがします。ナウいぜ。

歌詞 ~都会を這うイケてない人間向け~

歌詞も良い。(じゃあ全部いいんじゃないか!とか言わないでくださいっ)
私は教室の隅でじめじめと育って就活にざくざくと失敗し続けたダメ人間なので、いわゆる王道のJ-Popの歌う思想とは相容れないことがあります。
アーバンギャルドはそんな私のような人間もどきたちのニーズを拾い上げて非常に良い歌詞を作って下さいます。
私もあなたも、みんな令和に生きていてよかったね。

歌詞の面ではこの曲↓が今のところ一番好きです。

私も自分に自信が無いから承認して欲しくてnoteを始めたので分かります。
私も顔が良かったら自撮りをやったんでしょうけどね、訳あって文筆の、しかもnot一次創作なんですねぇ~(泣)
曲調についても、ピコピコ音とかが最初期のP-MODEL感があって良いですね。私はP-MODELは最初の数アルバムだけ滅茶苦茶好きです。

現在の学習状況

今の私はYouTubeのMVを10~20種類くらい観ただけの、完全なにわかです。
昨日CD屋さんで2ndと9thアルバムを調達してきたので、これから聴きまくります。すごい楽しみ!!!
他のアルバムも順次集めていきます。

私はライブはあまり現地に行かない派なのですが、この天馬さんのパフォーマンスは是非生で見て見たいな…。

おわりに

以上です。いかがでしたでしょうか。

正直読み手側の皆様に需要があるのかよく分からない記事になってしまいましたが、自分の中の思考や感情を整理するために敢えて書いてみました。

これから楽曲をきちんと聴き込んだら、アーバンギャルドのアルバム紹介記事も書いてみたいなと思っています。

それでは、お読みいただきありがとうございました!

余談

以下は完全に余談ですが、アーバンギャルドVo.の浜崎容子さんは筋肉少女帯の「霊媒少女キャリー」という楽曲に少しだけ参加しておられます。
死者と会話できる「霊媒師」に祭り上げられ、金儲けの道具として使われる純真な少女キャリーと彼女の生きる時代を描いた、しっとり切ない曲です。
この曲は筋少ファンとして私も当然(?)聴いておりますので、私は7年位前にそうとは知らずアーバンギャルドとニアミスしているようです。
以上、本当にどうでもいい私の情報でした。
筋少も良いぞ!みんなも聴こう!

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