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【看護師1年目の話】

こんばんは
社会人1年目になった先輩
今日はお疲れ様でした。

私が社会人になった時のことを思い出し懐かしいなぁとしみじみ。記憶が薄れそうだったのでnoteに残してみます...!


私は看護師として急性期病院の消化器病棟へ配属されました。年間8000人、1日20人程救急搬送を受け入れるような大きな病院でした。


初日、病棟で初めての挨拶。
とにかくばたばたしていて....挨拶を返してくれる先輩もいれば忙しさに追われてガン無視な先輩もいたことを覚えています。
「こんな忙しいところでやってけるのか…(泣)」と感じたのを覚えています。

本格的に病棟配属になった頃、まずは注射の練習をした記憶があります。
針を刺すのが怖かった。命って、こんな新人の私にも任されちゃうの…?って。
でも、もう国家資格を持った看護師。
「患者さんにとっては新人だろうがベテランだろうが変わらないよ。看護師としてみられてるんだよ。」と言われたのを覚えています。

今思うと、毎日目まぐるしかったです。
侵襲の高い処置のとき辛くて目を瞑ったり、点滴を早く投与してしまってインシデントを起こしたり、先輩への立ち振る舞いがわからず嫌われたり、元気になっていく方もいれば、亡くなっていく方もいて、感情も追いつかない。

ただただ機械のように処理する仕事もあれば、感情に寄り添う仕事だからロボットのようにはなれない。病棟で泣いてしまった日もありました。すべてが「学びだった」と前向きに捉えられるような、綺麗に収まるような毎日ではありませんでした。

正直、社会に出てみたら、楽しいことより大変なことの方が多くありました。

でも根拠のない、わからないまま責任のある仕事をすることが、1番だめなこと。先輩にも同期にもたくさん甘えさせて貰いました。


ひとりの力では乗り越えられないような経験をした数年間でした。それから、同期は本当に大切な存在でした。辛いことを乗り越える同期の絆は深くなっていきました。

今では、本当に多くの経験をさせて貰ったなと感じています。

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当時の私に伝えたいことを書いてみます。


どうしても辛い時や自分がダメになりそうな時は、「どうしても辛くて、どうしようもなくて」って一言を同期でも、話せる先輩でも伝えてみてくださいね。
助けてくれる人、想像以上にたくさんいます。
もちろん踏ん張らなくちゃいけないことも、時にはあります。でも人と比べなくて大丈夫です。自分のペースと、気持ちを大切にしてくださいね。


これからの未来を担う方に、もう元に戻れないような状態になって欲しくないなって思っています。
仕事の代わりはいますが、自分の代わりはいません。
悲しい現実ですが、「みんな仲良しこよし」は残念ながらありません。同期も、先輩も、自分を大切にしてくれる人を、大切にしましょう。多少は選別して大丈夫です。

最後に
誰かの「ここを辞めたら他で通用しないよ」は嘘です。自分の居場所は他にもたくさんあります、全然大丈夫です。飛び出してみたら、本当に自由で、世界は広いです!

大変な分、お金も時間も自由です!
社会人にしかできないことを
楽しんでください🌸


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おしまい🌛


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