勝者の論理(光る君へ第11回感想)
兼家さんが頂点を極めた人事や
汚いところを道兼に任せ、
さんざん利用した挙げ句、
華々しい席には呼ばない、
そんな横暴ぶりがめだった今回の光る君へでした。
周りの人達も
そんな兼家たちの横暴ぶりに
違和感を感じたのでしょう。
心が離れていく
伏線になっていたように思います。
道長は、汚れた藤原家の中にいて、
まだ純粋さを失っていない面がありますが、
次第に染まっていってしまいそうで、
なんだか怖い感じがしてきました。
道長が
花山天皇の仕業を
なかったことにして
その場をしのぎ、
一条天皇の即位を進めたことは
兼家にとって
最大のファインプレーでした。
まひろが「北の方」でなければ
とありえないような希望に対して、
道長は、現実的な提案をしました。
前回は、反対でまひろの方が現実的でした。
これからこの二人の関係はどうなるのでしょうか?
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