ツンデレ彼女の日常 3話
〇 : それじゃ行ってくるよ
今日は〇〇が大学の頃の友達と呑みに行く
なので家には私1人になる
蓮 : いってらっしゃい
〇〇を見送りリビングに戻る
蓮 : 暇だ〜
普段は〇〇といることが大半だから
仕事以外で〇〇といない生活は珍しい
午前中は2人でいたけどわがまま言って
ずっとくっついたままだったから特になにもしていない
蓮 : 寂しい...
いつもは冷たく接してしまうけど、内心甘えたい気持ちも多い
蓮 : 早く帰ってこないかな...
とりあえずご飯を食べてやることを終わらせる
△ : 遅いぞ〜〇〇〜
〇 : 悪い悪い電車が混んでてよ
□ : さっいくぞー
それから3時間後
ピロン♪
〇L : 今から帰るよー
蓮L : はいよ
ガチャ
〇 : ただいま〜
蓮 : おかえり
ギュッ
〇 : どした?
蓮 : ...寂しかった
〇 : 俺も寂しかった
蓮 : じゃあ遊び行かないでよ...
〇 : それは蓮加にも思ってるよ笑
蓮 : ...
〇 : じゃあお互い様だね笑
蓮 : うん笑
〇 : ねぇアイス買ってきたから一緒に食べよ?
蓮 : いいよ
2人でソファに座りアイスを食べる
〇 : おいしいね
蓮 : ね。ありがと
〇 : よろこんでもらえたならなにより
蓮 : ねぇ
〇 : ん?
蓮 : あんま酔ってないの?
〇 : あーあんま飲まないようにしたね
蓮 : ...なんで?
〇 : なんで?笑蓮加に迷惑かけたくなかったからかな
蓮 : 別にもっと呑んできてよかったのに笑
〇 : くさかったらいやじゃん?
蓮 : じゃあ今から一緒に呑もうよ
〇 : 大丈夫か?
蓮 : 大丈夫だよ。私も呑みたくなったし
〇 : じゃあ一緒に呑もうか
蓮 : うん
そして冷蔵庫からお酒を出して2人で乾杯する
〇蓮 : 乾杯♪
〇 : なんか最近蓮加デレ多いよね笑
蓮 : そんなことない
〇 : そう?
蓮 : うん
〇 : でも抱きついてきたり甘えてきたりするじゃん
蓮 : それは〇〇を癒してる
〇 : じゃあ自分が甘えたいからではないと
蓮 : うん
〇 : じゃあこれから癒さなくていいよって言ったらもうしないの?笑
蓮 : ...
〇 : ...ごめん言いすぎた
蓮 : ううん大丈夫...私が素直じゃないから...
〇 : いいや俺が悪いよ、そんなことないのにな
蓮 : ...
〇 : ごめんな蓮加...
蓮 : ...
2人の空気が悪くなってしまう
〇 : ごめんな蓮加...もう寝よっか
蓮 : ...
〇 : ...蓮加?
そう呼びかけた瞬間
隣に座る蓮加が
俺の首に手を回し、体を寄せ
俺の唇に自分の唇をつける
2人の体が離れる
蓮 : ...これが私の気持ち...
〇 : 蓮加...
蓮 : もし〇〇が良いんだったら
蓮 : こんな私じゃだめ...かな?
〇 : 蓮加...
俺は離れていた体を寄せ抱きしめる
〇 : ごめん...俺が間違ってた...
〇 : 俺は、クールな蓮加でいい
〇 : いや、クールな蓮加が良い
蓮 : 〇〇...ありがと
そこから数分間
俺たちはなにも話さずに抱きしめ合っていた
〇 : さっ、今度こそ寝よっか?
蓮 : うん
机の上のものを片付けて寝る準備をする
蓮 : ねぇ
〇 : ん?
蓮 : 素っ気ないのに戻る前にひとつだけお願いしていい?
〇 : ん?いいよ
蓮 : 抱っこして連れてって
〇 : まったく、たまに甘えん坊さんなんだから
蓮 : たまに出すからいいんでしょ
〇 : 明日からはどうなるか楽しみだ笑
蓮 : また戻るよ
そして蓮加を抱っこして寝室に連れて行き
2人で仲良くベットに寝転んだ
2人仲良く寝ましたとさ
続く
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