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ネガティブな自分を変えたい人へ~切り取り方次第でポジティブになれる~

こんにちはSt.Mです。この記事では、発達障害からの2次障害で心を病んでいる人向けに、ネガティブをポジティブに変える方法について僕の経験をもとに書いてみたいと思います。一見ネガティブに見える事実でも、切り取り方次第でポジティブに変換できることを知っておくことは、就活や昇進試験の面接、仕事のプレゼンなどにも生きると思います。いつもと違って今回は仕事内容を例にしてみます。また、以下の記事も参考にしてほしいです。

物事は切り取り方次第でプラスに変換できる

社内の友人が昇進試験の面接に進んだため
アドバイスを求められました
彼とのやり取りの一部を紹介します

友人
「頑張ったつもりだけど
 売上が昨年比93%しか取れなかった
 面接でどう言えばいいかな?」


「昨年はコロナフィーバーもあって
 売上が良かったからね
 会社全体の平均と比べてみたらどう?
 もし全体の平均が91%だったとしたら
 93%でもアピール材料になるよ」

友人
「高利益商品を売込んだんだけど
 利益額も昨年比99%と
 落としてしまったんだ」


「売上が93%に落ちたのに
 利益額が99%だということは
 成果があったってことじゃないの?」

「ストーリーとしては
 『昨年はコロナでフィーバーした分
 今年は売上は取れないと見込まれたため
 高利益商品を売込んで利益を残そうとしました
 結果 売上は93%になったものの
 利益は99%と昨年水準並みを取れました』
 という風に言えばいいんじゃない?」

彼は一見ネガティブな事実であっても
ポジティブな材料になることに
衝撃を受けていました

カンパニュラ:花言葉「感謝」「誠実」「節操」 photo by Caro Rue

ポジティブな受け止め方をできるようになるためには?

友人とのやり取りの中で
ネガティブに見える事実を
プラスに変換できたのは
数字の持つ意味を理解していたからです

売上昨年比93%という事実を
「昨年より大幅悪化」としか受け止められないと
ネガティブになるだけです

ですが会社の平均値と比較することで
ポジティブな数値だと分かることが
あるわけです

つまり 
ネガティブな人でも 勉強して
物事の受け止め方の引き出しを増やせば
ポジティブにになることができる

のです

photo by Dar 1930

発達障害の方へ(まとめ)

発達障害の人は思い込みが強く
物事を一側面からしか見られないことも
多いかと思います

自分を苦しめる思い込みで
2次障害から心を病んでしまっているなら

勉強していろいろな受け止め方を
学ぶことで苦しみが楽になることも
あると思います

参考にしてもらえると嬉しいです
いっしょに頑張っていきましょう
ではまた!


大学の恩師が授けてくれた力(自伝)

こうした受け止め方ができるようになったのは
大学の恩師のおかげです

修士課程の時に
研究の予算を取るための
プレゼンを作るよう言われました

ダメ出しを何度も何度も受けて
当時は本当にしんどかったです

自分のネガティブな性格が
プレゼンに表れていて

この研究を援助したら
こんなにいいことがあるという
相手に夢を見させるような表現が
決定的に欠けていたのです

最終的に研究費が取れたのですが
先生がやった方が早いのに
なぜ自分にやらせるのか意味が分からない
と当時は思っていました

でも先生が僕に種を蒔いてくれていたことに
働き始めてから気がつきました

同じ事実でも伝え方次第で
相手に好印象を与えたり
悪い印象を与えたりできる

相手がいい捉え方ができるように
表現を工夫することができる

同じ事実でも捉え方次第で
逆の結論に導くことができる

ということを学びました

この経験があったからこそ
受け止め方を逆転させ
ネガティブな自分を変えることができたのです

多忙な先生が
自分でやった方が楽であるにもかかわらず
僕のために時間を割き
僕に種を蒔いていてくれていたのです

人生を変えたレクチャーであり
先生には感謝しかありません


お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。