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27歳無職借金500万円(奨学金)からの再起~お金の話①~

こんにちは~ St.Mです。僕は大学院在籍中にギフテッド特有の人格崩壊を起こし、精神病院に長期入院しました。退院できたものの27歳時点で無職・奨学金の借金500万円以上・当然貯金ゼロという「人生オワタ」状態から、障害者雇用パートから再起、40歳でようやく正社員登用されるに至りました。ドロップアウトからの再起の1例として、僕のお金の話を記事にしたいと思います。

障害年金受給が回復への転機となる

パートで働き始めたものの
当時は短時間勤務で
月収は7万円くらい

多額の奨学金の借金を抱え
絶望的な気持ちで生きていました

そんな僕を見て
デイケアのスタッフさんが
障害年金の受給手続きを
進めてくださったのです

障害年金の注意点は
こちらの記事でまとめています

障害年金は入院のきっかけとなった
「初診日」にさかのぼって支給され

初回支給約200万円と
月に6万5千円が支給されるようになりました

お金の問題が解決への道筋が見えたことで
精神状態が一気に改善し

仕事に集中することができるようになりました

奨学金の返済を3年で終わらせる

障害年金の初回支給で
利子付きの奨学金をまず一括返済し

残りの利子なし分340万円も
3年後に一括返済しました

障害年金が年間78万円
仕事もフルタイムになったとはいえ
手取り12万円程度

無駄遣いせず 貯蓄をしました

当時は利子なしの奨学金を一括返済すると
5%返金されたので

17万円が還ってきました

31歳で貯金約20万円 借金ゼロ
ようやくスタートラインに立てました

障害年金はもう要らないと主治医に言う

奨学金が返済でき
仕事もフルタイムで働いているのに

年金ももらえていることに
負い目を感じ

主治医に年金はもう要らないと
伝えましたが

「もらえるうちはもらっとけ」
と言われました

年金の更新手続きの時に

「年金のおかげさまで元気で働けています。
 とはいえ仕事の後はぐったりして
 休日はほとんど寝て過ごしています。」

と働いていることを
正直にコメント欄に記入したのですが

結果は「継続」でした

最終的に打ち切られるまで
10年分を受給できました

(実家暮らし)障害者向けアドバイス

障害年金が受給できそうなら
申請してください

精神的な余裕が生まれ
症状が改善されます

税金の世話になっているのは
みっともないという負い目は
感じる必要はありません

自己投資資金に使って
ステップアップして
(心に余裕があれば勉強もはかどる)
税金を納めるようになればいいのです

最後に

僕は奨学金を一括返済しましたが
奨学金には利子はほとんどつかないので
一括返済せず積立投資に回して
運用益から返済する方がいいと思います

また障害年金受給時には
国民年金の免除申請ができます

免除申請と比べると
納めた保険料を取り返すには
20年も年金を受給する必要があるので

国民年金を納めるくらいならば
その額を積立投資に回した方が
年金以上の配当収入がもらえます

ドロップアウト時のドタバタで
年金の免除申請ができておらず
未納期間がある場合は
働ける見込みがあるならば
追納しないのも手です

60歳以降に厚生年金を納めると
未納期間を打ち消すことができるのです

働けない期間が長くなりそうなら
きちんと免除申請しましょう

今回はここまで!
続きは次回に回します

ここまで読んで下さり
ありがとうございました

ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。