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精神的にツライ、けど何故だか分からない~若いHSPへ贈る言葉~

こんにちは~ 本日、20代半ば女性(HSP)とその母親とお話をしてきました。「何か分からないけどツラい、、、」というツラい原因すら分からないという言葉に「一体どうしたらいいのか?」と手探り状態からのスタートでした。


周囲がHSPに対する理解がない?

彼女は医療機関でも
相談に乗ってもらっていましたが

症状を訴えても
事務的にお薬を処方するだけの医者
に対して不信感しかなく

親身になって相談に乗ってもらっても
「私の苦しみなんてどうせ分からない」
という思いからアドバイスを信じられなかった
という状態でしたが

HSP(繊細さん)気質を持ち
精神病院に長期入院歴もありながら
社会復帰を果たしている僕の言葉は
素直に受け入れることができたみたいです

正しく努力すれば30歳過ぎたら楽になる

今は苦しいトンネルの中にいますが
「HSPの人は30歳を過ぎたあたりから楽になる」
医療機関の人にも同じことを言われていたそうです

僕はHSPやギフテッドは
重りを抱えて生きている人
というイメージを持っています

常に心や脳に負荷をかけている、、、
逆に言えば
常にトレーニングしている状態であり

正しい努力をして30代を迎え
その重りをはねのけるチカラを得た時に
大きな能力を開花させる可能性があります

HSPの人がやりがちな一人反省会
多くの人はやったらやりっぱなし
反省なんてしませんから

自分の行動をかえりみる習慣というのは
「長所」になりえます

HSPの人の「正しい努力」って何?

前回記事でPDCA(DCAP)サイクル
について書きましたが

HSPの人はCheck(反省)で悩んでしまって
次のAction(改善)に進めない時があります
(僕もそうでした)

例えばテストで70点を取ったとしましょう
これは70点しか取れなかったとも受け止められますが

30点理解できない所が判明したと
受け止めることもできます

大事なのはテストを受けて
出た結果を分析して
次につなげること

誰も最初から100点なんて取れないはずで
何回もテストを受け続けることが
大事なはずです

完璧にできない自分を責めるのではなく
繰り返しチャレンジして
成長していく自分を実感できると
ツラさはやわらいでいきます

「受け止め方」を鍛えると人生楽になる

HSPの人は
自分を責める気持ち
自分を罰しようとする気持ち
が強いですが

考えてみてください
考えれば考えるほどしんどくなりませんか?
いくら考えても答えが出ないのではありませんか?

いくら考えても答えが出ない
考えても自分をしんどくさせることを
考え続けるのは無駄だと思いませんか?

僕はこのことに気付いて
自分の考えが自分を苦しめる方に向いた時
「はっ」と声を発してリセットし
その反対を考える訓練をしました

有名なグラス半分の水というやつですね
半分しか水がない と受け止めるか
半分 水がある と受け止めるか
同じ事実でもどう受け止めるかで
心が楽になるということです

どう受け止めるかを選ぶのは自分自身であり
ポジティブは習得できる技術と僕は思っています

物事の受け止め方を鍛えることが
HSPの人の「正しい努力」だと思っています

最後に

今回の相談者は
「HSPは苦しいけど
 その性質は長所にもなるんだよ」
「正しい努力をしていけば
 30歳を過ぎたら楽になる」
という言葉に救われたようでした

お母さまだけで
本人は来てくれないかもしれない、、
そう不安を抱いていましたが

今日 勇気を出して
一歩踏み出せた自分を
褒めてあげて欲しいな

と思います

今回はここまで
ではまた!


お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。