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「博士ちゃん」は、葛飾北斎の生まれ変わりか?

今日は1月4日、仕事始めでした。慌ただしい年末とのんびりしたお正月が終わり、通常の生活に戻りました。

今年は石川県の地震に始まり、飛行機事故と続きました。お正月にこのような惨事が起こるのは珍しいことですね。

被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。
早く地震がおさまり、1日でも早く平常な生活に戻れることを祈っています。

昨夜のテレビで詳しい番組名は分かりませんが、「博士ちゃん」の番組を見ていました。
すごい子どもがいると感心してしまいました。
昨日は「現代の葛飾北斎になる」と言っている中学生。確か中2だったと思います。

番組が葛飾北斎好きの彼のために北斎の版画を持っているオランダの民族博物館やロンドンの大英博物館までロケ。

彼の葛飾北斎への造詣は深く、オランダやイギリスの博物館の学芸員たちも驚きと尊敬の態度で接していました。学芸員たちの彼に接するた態度にも感動。一人前の大人に接するような態度、中学生の彼に尊敬の眼差しが、見ていて心地よかったです。日本の学芸員はそのような態度を取るでしょうか。

現代の「北斎になる」という夢を持っている彼は、北斎が生活していたように朝5時に起きて毎日、絵を描いているそうです。

4歳で葛飾北斎の絵に夢中になり、中学2年までの現在まで墨と矢立で絵を描き続けている「博士ちゃん」。まるで葛飾北斎の生まれ変わりではないのかと思ってしまいました。

がんばれ博士ちゃん。陰ながら応援しています。

何かに夢中になれるって素敵なことですね。好きだから、さらに知識も深まるのですね。

滅多に見ないテレビ番組から学ばせていただきました。

オランダ在住の世界的に有名な葛飾北斎の研究者が「博士ちゃん」に、世界に一つしかない北斎の作品を見せて、手に取って触らせていました。

その学者曰く「実際に手に取って触ってみて、本物の良さがわかる。彼は5年後か10年後には世界的な北斎の研究者になる」と断言していましたが、私もそう思いました。

北斎好きなもの同士の微笑ましい対応でした。

番組スタッフが愚かにも「絵の価値はいくらですか?」と聞きました。

その研究者はキッパリと「お金は関係ない」と。時下数億円になる作品をただ絵の価値のみで保有しているのです。好きだから、絵が素晴らしいから。素敵だなと思いました。

あなたは、何に夢中ですか?

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