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サカナクションの歌詞が忘れられないの

サカナクションの2019年に発表されたシングル「忘れられないの」の歌詞がとても好きなので共有させてください。

歌詞全体の中でも特に気に入っているのは冒頭の部分です。

忘れられないの
春風で揺れる花 手を振る君に見えた
新しい街の
この寂しさいつかは思い出になるはずさ

サカナクション「忘れられないの」歌詞より

どうですか?歌詞が美しすぎませんか!?
この曲は、思い出の故郷を旅立った人物を一人称としたストーリーを歌っていると解釈しているのですが、
「春風で揺れる花、手を振る君に見えた」は
きっと故郷は田舎で、主人公が野原で風に吹かれる花を見て、大切な人に見送られたと錯覚した状況を表現していると思います。
風に揺られた植物が大切な人の手に見えただなんてオシャレすぎる!

そして、続く歌詞では故郷を愛しく思いながらも新天地で頑張る主人公の感情が描かれています。

また、サカナクションは北海道出身のバンドであり、作詞作曲の山口一郎さんの実際の感情に基づく歌詞なのかなと考察しています。

サカナクションの曲は、文学 × クラブミュージック × バンドサウンドがmixされていて、クラブミュージック特有のノリの良さと文学的な儚さと繊細さが両立されていてすごいですよね!
本当に大好きなバンドです!

もし、このnoteでサカナクションに興味を持ってくださる方がいましたら、「目が明く藍色」など他の曲もおすすめですので聴いてもらいたいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!


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