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鉄道セクター決算分析(2024年3月期 第3四半期)

コロナ禍前の業績水準に回復してきた鉄道企業について、最新決算を考察します。鉄道企業は社会の基盤を支える大切な存在で、安定性からディフェンシブ銘柄として考え、投資の検討を進めています。 特に注目しているのはJR4社と大手私鉄企業で、最新決算の各事業を比較してみました。運輸業やホテル業は、今後のインバウンド拡大での成長が期待されている分野です。それに加えて共通する流通業や不動産業も比較対象にしました。 事業規模は、下記のようにJR東が最大事業者です。 JR東 >> JR東海

    • 自動車セクター決算分析(2024年3月期 第3四半期)

      最新の2024年3月期 第3四半期の決算が出そろったため、比較分析しました。トヨタ自動車が決算発表によって、急上昇しましたが、円安メリットのある自動車セクターです。 事業規模で差がついており、中堅3社が並ぶ状態です。 トヨタ >> ホンダ > 日産 > スズキ = マツダ = スバル > 三菱 トヨタ:営業利益の水準は、トヨタ >> (ホンダ + 日産 + ・・・)となるくらい他社を完全に引き離していて、営業利益率ダントツのトップ。販売台数としての最大事業は北米で、円安で

      • 投資成績と銘柄分析

        投資の意義新しい少額投資非課税制度(新NISA)が始まるので、私の投資歴16年について書きたいと思います。 投資は貯金とは違い、元本が保証されずリスクもあります。金融の知識も必要で、初心者にとっては難しいものです。しかし、適切なリスクを取れば、相応の利益も期待でき、税金負担がなく、使いやすくなった新しいNISAでの投資は有益な選択肢と言えます。 これまでの成績最初に株式への投資を始めたのは、リーマンショック前で約50万円から。その間に得た利益はなんと約50万円になりまし

      鉄道セクター決算分析(2024年3月期 第3四半期)