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コーディネーター的活動

「月曜日ってやることたくさん感」ありません?
3学期初めての月曜日、ちょっとバタバタ感がありました。
・お休みの先生がいたため、空きコマが補欠となる。
・会議のため、昼休みに帰りの会。
・生徒指導案件で放課後に職員間共有、管理職報告。

そんな忙しい月曜日、それでも素敵な瞬間が訪れます。
目の前にいた体育科の若手から声が掛かります。
「ちょっと時間いいですか?ICTをうまく活用して体育の振り返りをしたいのですが…」
「いいですよー。」と言いながら、内心は

待ってましたーーー!
よくぞ聞いてくれた!


でした。

その後、リクエストを詳しく聞いてみます。

・毎時間、振り返りを記入させたい。
・紙の振り返りはやったことあるけど、ICTにチャレンジしたい。
・回収した振り返りにコメントをして生徒に返したい。
・他の生徒が振り返りを見えないようにできると良い。
・体育の授業づくりでテンポ感を大事にしたいので、起動や接続に時間がかかるのは避けたい…

結論、リクエストに完璧に応えることができるICTのツールを提案することはできなかったのですが、話を進めることでスッキリしてきた感じがしました。
・なんのための振り返りか
・どのような単元構想をするべきか
このような話までできた点がよかったです。
私は数学担当、相手は体育担当。
異なる教科を担当しながらも授業づくりも含めて話ができる点が中学校勤務の面白いところです。


このように、職員室でICTについて質問をしてもらったり、自分からICTのツールや活用方法について話をしたりすることがあります。周囲の先生方は前向きな方が多く、興味津々で話を聞いてくださいます。このように、周囲の方のリクエストに応えることができるように、様々な提案ができるようなコーディネーター的な働きができると私も幸せです。
もちろん、机上の空論ではなく、過去の実践例を紹介しながら話をすることで説得力がある点も自信を持っています。

今後の目標もあります。
このような働きを「中学校区の小学校」まで広げることです。
ICTのツールの説明をするために、ICT関係の研修だよりを共有したり、オンライン研修を実施できたら良いなと思っています。


忙しい月曜日
やるべきことも多いですが、やってみたいことも同時に膨らむ曜日として、意外に充実感があるとも思っています。

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