noteっていいなとつくづく思う。
昨日も一昨日も調子が悪いということを言葉を変えて綴っていただけなのに温かい反応で、そんな日もあるよねと皆さんから共感してもらえたような気がして安心できた。

そのおかげか今日は昨日よりも調子がいい。早起きして、朝から家事もこなして仕事に行くことができた。一度軌道に乗ってしまえば大したことないのに、できない時は身体が鉛のように重くて動かない。今もまだ本調子ではないが、峠は越えた気がする。考えを整理する時間をゆっくり取れたのもよかった。

調子が悪い時は普段から苦手なことが顕著にでてくる。今回は先の見通しが全く立たなくなっていた。どういう手順で動けば前に進むのか分からず混乱してしまっていたんだと思う。久しぶりにやることリストを作って、何をしなければいけないのか視覚化されたら落ち着いた。なんでもノートも引っ張り出して、とりあえず思いついたことをひたすら書いてみた。
お金のこと、仕事のスケジュール、研修の資料、調べもの等々。まぁ出るわ出るわ。これを頭の中だけで整理して持っておくのにはさすがに無理があったようだ。

調子が悪いときの私は、千と千尋でいう腐れ神のような状態に近い。色んなものを溜め込んで飲み込んでドロドロしている。流石に自転車は飲み込んでないけど、情報が詰まりすぎて時々外に出さないとどうにも身動きがとれなくなってしまう。さらに悪化すると、悪臭ならぬ超絶ネガティブ思考に陥るので、今回はそこまでいかなかっただけよかった。

もう一つ気づいたのは『できないことに落ち込まない』ことの大切さ。できない時はどうしたってできない。頭も身体も動かないのでどうしようもないのだ。それを無理して動かそうとしても、どこかで必ず皺寄せが来るので開き直ってできることだけやるという方向に切り替えた方が、結果的に上手くいくということを身をもって知った。なんでできないんだろうって考えるのは後からでも遅くない。現に、調子が良くなってからであれば理由もわかるし対処の取り方も考えられている。渦中はとにかくきついだけなので、じっと漂うくらいでちょうどいいのかもしれない。まるで海月になったような気分だ。

まだ病み上がりみたいなものなので今日も安静に。
しばらくは薬湯の中でのんびりぷかぷかしていようと思います。