小春ゆら

地方都市でフリーランスとして働いています。 暮らしの『心地よさ』を日々模索中。 毎日原…

小春ゆら

地方都市でフリーランスとして働いています。 暮らしの『心地よさ』を日々模索中。 毎日原稿用紙約2枚半、等身大のエッセイをしたためます。

マガジン

  • 映画とドラマのおはなし

    週末の夜は飲み物片手に映画を観るのがお気に入り。 感想と思い出した昔話などをつらつらと。

  • 3行日記

    休日に綴る本当に3行だけの日記。

  • 恋人と私のおはなし

    これが最後の恋になりますように。

  • 断捨離のおはなし

    断捨離について。捨てること、整えること。

  • 目標のおはなし

    私が目標を達成するまでの道のり

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【2024年版】今年やりたい10のこと

noteを見ていたら、素敵なタグを見つけた。 #今年やりたい10のこと 以前やりたいことリストを100あげてやってみたことがあるが、そもそも100個もやりたいことが思い浮かばず、後半は「◯◯を食べる」とみたいな、それって本当にやりたいこと?みたいなものも含まれていた。 達成率としては70%くらいだったかなと思う。 100%にすることよりも、何をしようか迷ったときにそういえばやりたいことリストに書いたからやってみよう!と軽い気持ちで取り組めたのがよかった。振り返ってみると、書

    • 明日はきっと

      何が悲しいのかと言われるとよく分からないが、沈んでいる。 無力感というか、やるせなさというか。 何のために頑張っているんだろうというような気持ちになりかけているところをギリギリで保っていたのに、ほんの少しの棘のある言葉で糸が切れてしまった。 直接嫌なことを言われたわけではない。 でも、今の私にとっては十分な威力のある言葉だった。 連日の疲れもたたってか、気持ちをどう切り替えたらいいか分からなくて逃げ込むようにコンビニに向かった。 こういうときくらい、甘いものを食べても許さ

      • 家族に翻弄される

        GWだということを忘れるくらい通常モードだ。 同じく通常モードの恋人を送り出し、自分も仕事へ。 急遽入った仕事だったので、その後のスケジュールを調整しつつどうにか終えてほっと一息。 仕事と家族のことを一通りやらないと自分のことまで辿り着かないのが悲しい限り。洗濯や掃除など、健やかに過ごすために必要なことだけは後回しにしないようにしているが、それもやっと、という感じだ。 報われないことをずっとやっていると、心が麻痺していくような感覚に陥ることがある。家族は家族なりに頑張って

        • 親切の押し売りはもうしない

          今朝ふいに、私は自分がやってほしいことを相手に押し付けて、親切のつもりでいたことに気がついて寒気がした。親切の押し売りというやつで、ちょっとならいいけれど、断る側にもエネルギーを使わせてしまう迷惑極まりないやつだ。 理由なんてなく、そういう気分じゃないということってあると思う。 自分で対処できるから別にいいや、ってただ後回しにしているだけのこともある。 私自身、全然求めていないのに母から世話を焼かれて、素直に喜べずむしろ不快な気分になったことが何度もあった。 それなのに、

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        【2024年版】今年やりたい10のこと

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        記事

          まず、とにかく、なによりも、お風呂へ

          夜に闇堕ちしかけた心が、朝には復活していた。 不思議だなと思うけれど、調子が悪い時の大半が疲れとか寝不足とかそういう体の不調からくるものなのだ。 私はもっと壮大で重要な問題のせいだと頭を抱えていたのに、朝になってもう一度考えてみると案外大したことなくて、どうにかなりそうだと楽観視している。そんなものかと思いつつ、なんだか拍子抜け。 そういう時はとにかく早く寝るに尽きる。 頭ではわかっていても、できなくなっているときは既に危険信号だ。 体がだるかったり、動きたくなかったり。

          まず、とにかく、なによりも、お風呂へ

          まだどこかで信じている

          仕事でちょっと目を離した隙に、各方面からSOSを知らせる通知や面倒そうな案件、どうでもいいお知らせが山のように入っていた。 一つ一つに目を通す時間も惜しいくらい、今の私には時間がない。 自慢だった記憶力の良さでさえ鈍りが見え始めていて、空で言えていた予定がすっぽりと抜け落ちている。今日、いまこの瞬間以外のことにもやがかかって思い出したいのに思い出せない。 もどかしくてしばらく戦ってみたが、諦めてスケジュール帳を開いた。 初めからこうしていればよかった。 実家のこと、父の体

          まだどこかで信じている

          ゆるやかに日常に近づく距離感

          恋人との関係性が変化する時期に差し掛かっている。 元から甘いモード全開という感じでもなく、例えるならじゃれあう子犬くらいの感じでゆるゆるとしていた私たち。それがここ最近の傾向として、毎日ではないからこそ非日常感を求める私と、日常の延長線にしていきたい恋人という感じに変化してきていた。そしてその差がすれ違いの原因になって、時々不穏な空気になるのだとわかった。

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          ゆるやかに日常に近づく距離感

          まさかは突然やってくる

          朝のうちに洗濯物を畳んでおいて本当によかった。 おかげで帰宅した時にうんざりせずに済んだ。 こういう小さなストレスの積み重なりは意外と侮れない。 父の具合が悪いらしい。 数日前に救急車で運ばれて以来、入院こそ免れたものの症状が強くなったり、落ち着いたりを繰り返している。 GWは帰省しないと決めて仕事をいれてしまったけれど、こうなると心配だ。父の体調はもちろん、こういう時きまって母のメンタルが崩れる。今日も試しに連絡してみたら、案の定母が「私の方がおかしくなりそう」と発狂寸前

          まさかは突然やってくる

          キラキラしなくても穏やかであれば

          今日もカレンダーにご機嫌シールを貼る。 最初にもらったシールがなくなってしまったので、100円ショップで新しいものを買ってきた。ちょっと早いけど夏っぽいデザインがかわいいキラキラしたシール。ホログラム加工がされているらしい。 時々爆発することもあるけれど、それなりに過ごせている方ではないかと思う。ちなみにこれは体の疲れとか、調子がいまいちとかそういうところとはまた別の基準でみている。身近な人に八つ当たりしないとか、いい距離感を保って居心地よく過ごせたとか。 気を許すとつい

          キラキラしなくても穏やかであれば

          朝、カフェにて。

          朝、小一時間ほど時間があったのでカフェに行った。 モーニングを食べつつ、軽い雑務をこなす。 ビジネス街にある某チェーン店のカフェは、スペースが広くコンセントも完備で作業がとてもしやすい。そしてなんとも居心地が良い。 早い時間から開いているのもありがたいなぁと思う。 家だと家事に気をとられて仕事に集中できないので、やはり仕事とプライベートは分けておきたいなと思っていたところだった。 週のはじめにこのルーティンを作ったのは我ながらいいアイデアで、シャキッとした気持ちで仕事に向

          朝、カフェにて。

          雨と失った特殊能力

          今日が雨だと知ったのは、駅に着いてからだった。 折りたたみではなく、大きな傘を持っている人と何人もすれ違う。 あぁ今日は雨だったのか。 どおりで髪型が決まらないと思った。 生まれつきの天然パーマは幼稚園生頃を境に目立たなくなった。 理由はよく分からないけれど、くるくるだった前髪がしゃんとまっすぐに伸びるようになり、母や美容師さんをひどく驚かせたらしい。 当時の記憶はあまりないが、写真を見る限り別人のようにくるくるの髪の私が写っているのをみると、子どものときにだけ持っていた

          雨と失った特殊能力

          健やかでありたい

          健康診断の結果がかえってきた。 異常なし、の文字に安堵しつつも首をかしげる。 まぁたしかに、健康ではある。 けれどどこもかしこも健康という実感は全くなく、騙し騙しやっているので、感覚としては大分ずれている。 健康診断なんてそんなものかぁ、と思いながらもひとまず素直に受け取ることにした。なんにせよ、健康と言われるのは気分が良い。 年齢を重ねるうちに、健康の大切さが身に染みる。 小さな不調が明らかに増えてきているからというだけでなく、周囲で大病をする人が続いたことも意識するき

          健やかでありたい

          身の置き所のない気持ち

          感情の渦に、文字通り飲み込まれた朝だった。 それは大きな地震が発生したことによる不安がトリガーだった、というだけでなく、それまでに積み重なっていたものが一気に溢れ出してきた。 何をしても落ち着かない。 そわそわして居ても立っても居られない。 身の置き所がないというのはこういうことなのか、と冷静に感じている自分もいて、なんだかもうぐっちゃぐちゃだった。 疲れているから 不安だから 焦っているから 全部その通りで、間違いなく原因の一端になっている。 余裕がなくて、波がある。

          身の置き所のない気持ち

          ぽこあぽこ

          やるべきことに追われる日々に、やりたいことを挟み込む。 そんな風に案外要領よくやれているような気もする。 新しい生活になって半月。 なんとなく全体像が見えてきた。 当初予想していたより、はるかに忙しいこと。 そして体力を根こそぎもっていかれること。 ここが実感として理解できたことで、きつさそのものは変化していなくとも、対処法を考えられるようになってきた。 洗濯をする日を変更したり、予定を休日から平日に変えたり。 一つ一つは些細なことかもしれないが、これまでルーティンとし

          ぽこあぽこ

          遅起きさんの早起き生活

          えいっと早起きして出勤前に洗濯物を干した。 外干しで乾く時期になったのは本当に幸せなことだ。 私にしてみたらものすごく早起きだったのだけど、ベランダから見える風景は既に沢山の人が活動していてなんだか面食らってしまった。 いつもの自分がいかに遅起きさんなのかよくわかる。 最近はこうやって時々早起きして仕事をしたり家事をしたりしている。 新しく出してもらったお薬がすごくよく効いて、食欲も戻ってきたし、朝に活動して気分もいいしで、ほんのり調子が戻ってきた気がする。 働き方が変わ

          遅起きさんの早起き生活

          泣きっ面におにぎりを

          大好物のラテを手に、ウキウキしながら新幹線に乗り込んだ。 出張のご褒美。それなのに紙袋からとりだして、5分とせずに盛大にぶちまけてしまった。なんたる失態。 我ながら目をおおいたくなるような悲惨な光景である。 周囲の人に迷惑をかけてしまって申し訳ないやら、恥ずかしいやら。 でも皆さんの優しさのおかげでどうにか事なきを得ることができた。 ご褒美どころではなくなったが、リンツのチョコをバッグに忍ばせていたおかげでどうにか復活。 こういうとき、リンツのチョコは偉大だ。 いいことと

          泣きっ面におにぎりを