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2019/5/3 川崎フロンターレ戦

※前回までの三本のnoteと違いわりとゆるゆるな観戦日記になっています。最後にちょっとおまけつき。

一番好きなアウェイ

先日ユアスタについての記事を書きました。

ユアスタは間違いなく日本一好きなスタジアム。もちろんベガサポとしてのバイアスはかかりまくりですが、、、

じゃあ二番目に好きなスタジアムは?

こう聞かれたら自分は等々力と答えます。
(素晴らしいスタジアム自体は豊スタ、埼スタとか沢山あって、これも川崎フロンターレというクラブ自体が仙台サポと親和性高く、8年前の川崎サポへの感謝が忘れられないというバイアスは多分にあると思いますが。)

さて、そんな等々力での試合。試合は残念ながら負けてしまいましたが、結構盛り沢山な日だったので、川崎への感謝の気持ちもこめてnoteに残したいと思います。

好きです川崎愛の街。

まぁ、普段ユアスタに慣れていると駅からは遠いですね。(でもあの辺では利便性が高い武蔵小杉から20分。そう考えると普通なんですが)

等々力についてシート貼り。
7時前時点でこれです。サポーターの朝は早い。

結構いますね。
当然川崎サポもたくさん。

仙台の場合、デーゲームは前日シート貼りだから単純比較はできませんが、キックオフ15時だから8時間前、素直にすごいですよね。

ちなみに前日シート貼りとどちらがよいか一概に言えないですが、個人的には一日にまとまる方が楽かなぁ、、、宮城って広いからそういう人多いんじゃないですかね。関東からも駆けつけるし。

さすがにやることないからシートを貼ったら駅に戻って時間を潰し、コラボグッズ販売に合わせて戻ってくることに。

10時のコラボグッズ売り場はこんな感じ。

開店は11時でしたが、すでに結構なシート貼られてます。

自分もシートを貼って、開店まで時間があるのでフロンパークを散策。

ベガルタのグッズ売り場も準備中。

前日の誕生会でベガッ太さんに怒られたスタッフさんも頑張ってます。
ベガルタ側のコラボグッズ、写真で見るより実物よかった。

準備時点で川崎サポの子(多分5〜6歳)が近くで「ベガッ太くん可愛い!」って。嬉しくなるし、知られてるってありがたいことですね。


ベガルタ売店の裏にはこんなものが。

川崎ってことで察してください、としか、、、

一応知らないかた向けに。
この日はスモウワールドの開催日でした。

スモウワールド(フロンターレ公式より)
川崎市幸区に門を構える川崎市唯一の相撲部屋の「中川部屋」とコラボして行う、相撲をテーマにしたイベントです。当日は中川部屋の力士たちも等々力にやってきますよ!「サッカー×相撲」という異業種スポーツでタッグを組み、スポーツの力で川崎を盛り上げていきます。フロンパークはもちろんのこと、この日は場内でも「相撲文化」を体感してもらいます!


さて、
グッズ売り場へ戻ると結構列が伸びてます。

ちなみにこれはコラボグッズだけの売店で、隣には通常の売店があります(それぞれ買いたい人にはよくないかもしれないけど)

というかわかりますか?
川崎サポさんがベガルタのタオマフつけてるの。
なんて平和な世界なんだと。


そして開店時間直前に出てきたお兄さん。

令和の中にフロを見つけたのは俺だと前説。それ自体は、わりとどうでもよいですが、素敵だったのが、

「緩衝帯なんてない方がいいに決まってる」
「でも崩れる時は簡単に崩れてしまう。これからも暖かいフロンターレを伝えていこう」
とのメッセージ。
こういうのに等々力のよさが現れてますよね。

「ベガルタ仙台のみなさん板倉君を育ててくれてありがとう」とベガサポに向けての挨拶も。

財布の紐緩んじゃいますね、、つい予定より一点多く購入し、ベガルタのグッズ売り場へ。

等々力に来たことないかたは想像ができないかもしれませんが、これ、先ほどのベガルタのグッズ売り場です。ありがたいですね、、、

この後ビールとスタグルを楽しみながらまったりフロンパークを散策。

ちなみに結構いろいろ食べましたが、ちゃんこが一番美味しかったですかね。味噌味。

ちゃんこ食べてる時ベニーランドが流れてきて、どこいるのかわからなくなりましたけど、、、


そして歩いていると人だかりが。

https://twitter.com/revegalta/status/1124150007781707776?s=21

この日はサッカーJ1リーグで川崎フロンターレ対ベガルタ仙台の試合なんですが、
なぜかマスコットが相撲。

川崎フロンターレとVファーレン長崎の。

残留に向けアウェイでなんとか勝ち点を、という試合で何を見せられているんだろう、、、

ヴィヴィくん来るのは楽しみにもしてましたし、実際可愛かったけど斜め上でしたね。そして普通に勝つカブも。

そうこうしてるうちに開門が近づいてきます。

緩衝帯のない世界

開門が近づきさらに多くのベガサポが駆けつける等々力。

テープ剥がしたりしてると、聞きなれないリズムが、、、

新チャントです。
コアが待機列回って、説明と実演繰り返し周知。

動画
https://youtu.be/7sPpu0w1Xcs

うん、これはなんか一体感出そうな感じがする。


そして入場。

スタジアムに入ると、そこは緩衝帯がなき世界。

コンコースも自由に行き来することができる。
グッズ売り場のお兄さんの言葉も思い出しながらスタジアムを一周。

等々力はアクセスから樹海と評されるけど、このコンコースこそいい意味で樹海ですね。

ベガサポはみんな嬉々として樹海の奥に侵入。

川崎側から見るベガルタ仙台アウェイ席。


当然買い物も自由にできる。

こことか指定ゾーンだから、開門した後しばらくは列短いし買うのすごい楽ですよね。

緩衝帯のない世界を眺めながら飲むビール。

川崎サポもアウェイ側なんて何もないのに、いや何も起きないから仙台側に来てくれる。この幸せな光景だけでお金払う価値がある幸せな競技場。

改めて、今年も日本一好きなアウェイ、等々力に来れたことを感謝しつつキックオフを待ちます。


余談ですが、等々力は試合中の雰囲気いいですよね。顕著なのが指定。指定でも手拍子が溢れてて、タオマフがぶんぶん振られてる感じ。
陸上競技場で揶揄されることもありますが、、、じゃあ問いたいんですよね。陸上競技場であそこまでの雰囲気を作り出せるのはすごくないかと。

一因としては他チームと比べ「川崎のチャントは手拍子で合わせやすいものが多い」気がします。

仙台と比較するとレッツゴーがわかりやすい。
仙台レッツゴーだけを繰り返し腕を振る仙台と、
レッツゴーレッツゴーの後、手拍子を挟む川崎。
随所にそういうの多い気はします。

誤解ないように言うと好きなのは仙台です。
レッツゴーに限らず仙台のチャントは本当好き。
(ただ仙台のレッツゴーって勢いがあるのが好きなので、もっとスタジアム揺らしていきたいとは個人的には思いますが、、、)

まぁやっぱりスタジアムって、一体感や臨場感があってこそだと思うので、ライト層への巻き込みって意味でも今回の新チャントが浸透していくのに期待です。


後押しを。

さて、試合。

どんなに川崎が好きでも、試合となれば100:0で仙台応援。
ですが結果は負けてしまいました。
悔しいけど完敗ですね。仙台もチャレンジしてたけどこの日は川崎がよかったかな、、、

最後まで戦ってたかなとは思います。
選手もサポも。

途中、コールリーダーから
「正直こんな点とられてて、こんなに声出せると思わなかった。一点返しに行こう。」って言葉もありましたが、
前半2点取られても、声は小さくならず、
PK取られた時も、むしろ声量上がって。

そのPKの時、ダンが永戸に声かけて、ゴール裏の方を見つめてからポジションついた姿が目に焼きついたし胸が熱くなりました。
ダンならって思わせてくれる、守護神だなと。
代表だから副キャプテンなわけじゃないって思いましたね。

試合後は一部ブーイングがあったけど、ベガルタコールで見送り。
ブーイングの是非自体はここでは問いませんが、
自分は苦しい時だからこそ後押しになる声を送り続けたいですね。


あと電光石火、あれ地味によかったですね。
試合前にコールリーダーから提案があって、
「他のチームで肩組みながらやるのあるじゃん、ああいうの楽しそうだしやろうと思う。でもうちらしくやりたい。最初真ん中空けといてぶつかるみたいなの」
簡単に言うとこんな感じの説明が。

盛り上がりましたね。
即興でもみんなちゃんと合わせてたのはさすが。

考えすぎかもしれないけど、ああやって密集とか自然に作ろうとしてたのかなと。
そしてこういう時こそ、みんなで雰囲気を作ってやってこうってスタイルは好きです。

今は苦しいけどチームを信じましょう。
試合後のベガルタコールもきっと届いてるはず。



試合の後はまたコアが中心となり片付け。声かけさせてもらって少しだけ手伝ったけどあれ毎試合ですからね。ユアスタのように屋根があるわけでないアウェイでも。ほんとに頭下がります。


そう頑張っている人がいる反面、残念なことも。帰り、セブンの近くでアウェイ自由のチケットが捨てられていました。
アウェイ汚すのやめようよ。
街の人からしたら試合負けた腹いせに捨てられたベガルタって記名入りのゴミなんだけど。

「崩れる時は簡単に崩れてしまう」
今の関係を続けていくためにも、というか相手が川崎とか関係なく、こういうとこはしっかりしていきたいですね。


最後に改めて、この素晴らしい競技場とクラブ、サポーターに感謝を。いつまでもこの関係が続きますように。

おまけ

川崎は営業力、企画力がすごいと言われます。
今回も実感しました。学ぶこと多いですね。

ただ安易にベガルタがダメとは言いたくなくて、土地の事情、財政の問題、人員の余裕、ベガルタもやれる範囲ではやってるとは思います。
出店の多さ、イベントの多さ、グッズの豊富さ
この辺は実際なかなか真似できないですしね。

ただ川崎って結構細やかな気配りをしてる。
会場MAPでどこで何が食べられるか一目でわかりやすかったりとかが顕著な例。

もっと細かいとこだとスタジアムに限らずだけどスポンサーの名前を呼ばれることが多かったり。
こういうとこは真似していったらいいんじゃないかなと思いますね。

このへんは改めてベガルタのことをまとめたいと思っていますので、ユアスタのことで気になっていること、逆に他のスタジアムで良かったこと等あれば、是非TwitterでDMかリプレイください。
ゆるい感想も大歓迎です。

お読みいただきありがとうございました。




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