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料理

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オリジナルヴィーガンレシピやアイデアについて綴っています😉
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蒸して・和えて・置く

これが私の料理の基本です。 "蒸し野菜"と聞くと、ドレッシングやディップソースをつけて食べるだけの レパートリーのないものととらわれてしまうかもしれないですが、 それで終わらない蒸し料理の魅力があって、 そんな魅力を私は大切にしたいと思っています。 可愛らしい小ぶりのかぼちゃ実家から送られてきたミニかぼちゃ。 一気に秋らしい雰囲気が漂って、 嬉しいような寂しいような そんな気持ちを抱きながら、かぼちゃで何かを作ることに。 グラタンのように手の込んだものもたまにはいい

ふっと肩の力が抜けて見えたもの ~"蒸す"で広がる 豆料理~

蒸し野菜を活用したレシピを数多く作っている私ですが、 野菜だけでなく、乾燥豆にも"蒸す"調理法が活用できると知ってから 新しい扉を開けることができた気がしています…! もう蒸し豆は買わない この方法を見つけて、 意外と簡単に蒸し豆は作れる、ということに気づけたことは、とても衝撃的でした。 まずは を用意して、作っていきます。 ①蒸す準備最初に、フライパンに水と 蒸しプレートを入れます。 蒸しプレートの上に蒸したい乾燥豆を入れて蓋をしたら 強めの弱火で蒸してい

本当の美味しさは素材から

「グリンピースが苦手」 そういう感想を色んな人から聞いたことがあって…。 今まであまり意識はしてこなかったものの、よくよく考えたらそこまで好んでグリンピースを食べていなかった自分もいました。 そんな私が、初夏のこの時期に毎日のようにグリンピースを食べているのは そのものが美味しいグリンピースに出会えたからかもしれません。 自然の甘み 去年初めて出会った自然栽培のグリンピース。 農薬も化学肥料も動物性堆肥も使わずに育てられた、グリンピースは 多くの人が苦手と感じ

ひとつひとつに込める 私なりのこだわり

2020年ごろからレシピ発信を始めてかれこれ今年で4年目に。 当初はヴィーガンになりたてで、 「ヴィーガンってこんなに美味しくて簡単で最高!」 みたいな気持ちが強かった私は、 それを前面に出すような発信をしていました。 時を経るごとに移り変わる価値観そんな私が大学を卒業し、社会人になってうつ病になって 休職して退職して無職になってフリーターになってフリーランスになって... 数年の間に色々なことがあって、色々な気付きがあった私。 そんな中で 私に必要で、周りの

【もやもやが晴れた実験記録】アーモンドフラワーの代用品はいかに

卵や乳製品などの動物性原材料を使わず、かつ小麦粉を使わないグルテンフリーのお菓子作りをはじめて2,3年(2023年3月現在)。 初期はふわふわのケーキは作らず、しっとりもっちりどっしりしたケーキばかりを作っていたものの、あるときをきっかけに「しっとりふんわり」した仕上がりのスイーツ作りに目覚めた私。 とあるイベントのお土産でいただいたアーモンドフラワーを使って色々と試作をし、お菓子のレパートリーがかなり増えました! より体に合っている素材を求めてアーモンドフラワーがもう

「料理は科学」を体感したケーキ試作~【あれもこれも使わない】ふわふわしっとりなケーキを求めて~

ーこれは、【卵・乳・小麦・ベーキングパウダー・砂糖・オイル不使用】の条件の元、私史上初めて”ふわふわ&しっとり”の仕上がりのケーキを生み出すまでの記録と感動のエピソードですー 食べ応えがない=罪悪感今まで、米粉を活かしたようなどっしり・しっとり・もっちりした食感のケーキばかりを生み出してきた私。 それは、食べたら少量でも満足感を得られるから。 ケーキ屋さんで売っているような、色々な方がレシピを出しているようなケーキは、ふわふわスポンジのようなケーキが一般的には多い印象で

レシピのアイデアは限られた材料から

ヴィーガンライフスタイルをはじめて本格的にレシピの発信をスタートさせてから、 毎日インスタとブイクックに新しいレシピを投稿しています。 がっつりメイン料理というより、作り置きレシピが多いのですが、 野菜をメインでおいしく食べれるようなレシピをよく更新しています。 (もちろんスイーツやご飯系、主菜系も更新中です!) 今回は私が普段レシピを考え出すプロセスについて振り返り、まとめてみようと思います。 シチュエーション①ある休日 スーパーの有機野菜コーナーに行って20

ピーナッツバター料理研究家になります!

私のレシピを見てくださっている方はお気づきかと思いますが、今まで100以上のピーナッツバターレシピを考案してきました。(インスタ) そんな私がこの記事を書いた2022年に思い立ったのは、「ピーナッツバター料理研究家」になること。 今回は私がピーナッツバターに出会ってからそう考えるに至った理由についてまとめようと思います(^^) ピーナッツバターとの出会い私がピーナッツバターに出会ったのは2020年、ヴィーガンになった頃。 正確には小さい頃から存在は知っていたけれど、「

気づいたら なくてはならない存在になっていた「蒸し野菜料理」

私が1年ほど前から習慣にしている「蒸し野菜料理」づくり。 野菜の低温蒸しに出会ってからは、そのおいしさや手軽さにすっかり魅了されて、毎日のように何かしら野菜を蒸して食べています。 蒸し野菜料理などをのせたランチプレート😋 朝ごはんを食べている間に作り置きご飯の時間にすぐ食べられるようにいつも作り置きをしておくので、 タッパーからお皿におかずを盛り付けるだけで朝・昼・晩の3度の食事は完成。 朝は白湯を飲むためにお湯を沸かした流れで、フライパンの1/3ぐらいに水を入れて

1週間 ワンプレートご飯を作ってみた結果

ある時をきっかけとして、プレートご飯を作り、写真を撮ることをはじめました。 そのプレートの名も、「 #ベジヘルプレート 」。 わたし、ベジヘルシーが作る作り置きおかずを盛り合わせたプレートということで、この名をつけました。 ベジヘルプレートをはじめたきかっけきっかけは、私の友人との関わりの中にありました。 以前彼女の家に行ったときに、彼女は研究中のビリヤニを作ってくれて、 私はにんじんとベジ卵の副菜を作っていきました。 それらを一緒にプレートにのせて食べた感動が忘

自分らしさ"を求めて辿り着いたもの

2022年の7月頃から作り始めた「 #ベジヘルプレート 」。 わたし、ベジヘルシーが作る作り置きおかずを盛り合わせたプレートということで命名しました。 最近ではやっと私らしい型が定着してきて、負担なく楽しく作れるようになってきましたが、 ここに至るまではかなりの苦労がありました。 作ってもしっくりこない#ベジヘルプレート を作り始めた頃は盛り付け方が分からず、毎回迷走していました。 どう盛り付けたら、おしゃれなカフェのプレートランチの様にできるのか分からなくて、

ブレない軸を強くもって、そこから色々と広げてみる

点と点を繋げて、新しい形を作る。 最近は、そんな感じで新しいレシピを作っています。 レシピづくりに没頭する毎日おかずからおやつまで、 その時に家にあるもので、その時に私が一番求めているものを 形にして、 レシピというものに落とし込んできた私。 その数は、いつの間にか900を超え、 特にお菓子作りでは、 この型を使うときはこう こういう仕上がりの時はこう っていう、私好みの細かいレシピの型が 記録として積み重なりました。 その積み重なったレシピを組み合わせたり

○○には何を入れよう

2023年前半にハマった料理といえば、「○○の醤油麹グリル」。 野菜を米油(orオリーブオイル)・醤油麹と混ぜ合わせて、オーブンでこんがり焼くだけの簡単なものですが、 素材の甘さと旨味を最大限引き出せるのが、とてもお気に入りで…。 実際に他の方にも食べていただいて「とろっとろで甘い!!」と絶賛頂いたこともあり、より一層なくてはならないレシピとなっている気がします。 半年間で10種類2,3年ぐらい前から毎日レシピの投稿を続けているレシピサイトを見ると、 半年間で10種

また一つできた"忘れられない味"

「オーブンなしで作れるおやつのレシピが知りたい」 以前頂いたレシピのリクエストにお答えし、いくつかレシピを考えました。 その中でできたオートミールのおやつが自分の中でかなりヒットで... そのレシピと試作経過、込めたこだわりなどをこちらに残してみたいと思います。 試作の失敗からできた、思いがけないレシピ玄米粉を使ったケーキのレシピが多くなっていたこともあり、気分を変えてオートミールを使ったおやつにシフト。 おやつレシピはいつも作る前に勘でレシピを書き起こすのですが、