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フリーランスとして働く中での価値観

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料理研究家・フードカメラマンとして活動する中での経験や気持ちの動きについての記事を集めました。
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記事一覧

【“自分らしさ” を見失ってしまったら】ふらっと戻ってくるーそんなきっかけづくりをはじめます。

“食べることも、撮影して発信することも、”自分らしさ” を見失っていたから、ずっと苦しかったのかもー。” 蒸し料理研究家・フードカメラマンの vegehealthy(ベジヘルシー)のそんな気づきを糧に、 ひとりひとりが自分自身を見つめなおして、自分に合った食生活や撮影・発信スタイル(=自分らしさ)を見つけていけるような、 そんなきっかけとなるものを、作っていこうと思います🌼 こんな場所を目指して…この場所が目指すのは、一言でいうと、 今まで、摂食障害・うつ病を抱えな

"心穏やかに"過ごしているつもりだった

一度心を壊した経験のある私は、 もう同じ過ちを犯すまいと、自分のケアには気を付けていました。 自分が気持ち的にも、体調的にも食べたいと思えるものを作って食べて、 早寝早起き、適度な運動をして 夢中になれるものに一生懸命になって その生活をを支えるためにバイトをして たまにはお気に入りのカフェでゆっくりして…. おかげで心が病むことなく元気に過ごせていた、 つもりでした。 強制的に止まる、が再び明日からまたバイトを頑張ろう、というタイミングで これまでにない

"心穏やかに"過ごすために

発信や活動の意味を失いかけていた2023年の終わりごろ。 そんな自分をどうにか変えたくて、自分と向き合いました。 1年を振り返る記事を書いて、こう思っていることを認識してからは、また前を向いてなんとか進み始めています。 一つ一つに目的をもって年末に作った1本のReel動画。 動画内では発信の目的を失っていた、プレートごはん作りのこと・これからのことを綴っていて、 2023年のまとめ・感謝だけではなくて、発信内容が良くなくなってきたことへのお詫び・2024年の覚悟と意

たくさんの"はじめて"からまわりまわって... | 2023年の振り返りとこれから

料理を軸に色々新しいことに挑戦してきた2023年。 去年の今頃では想像できないほどの経験をして、何度もつまずきつつも前を向いてきた自分がいます。 時が止まっていた2022年から、一歩踏み出せるように遡ること数年、2021年の終わりごろにわたしの人生の中で一番大きなことが起こりました。 社会人なり立てでうつ病になった私は、 そこで初めて、今まで何においても限界突破してしまう自分を認識。 2022年は、とにかく「気の向くままに生きよう」と決めて生きのび、その1年を振り返

ブレない軸を強くもって、そこから色々と広げてみる

点と点を繋げて、新しい形を作る。 最近は、そんな感じで新しいレシピを作っています。 レシピづくりに没頭する毎日おかずからおやつまで、 その時に家にあるもので、その時に私が一番求めているものを 形にして、 レシピというものに落とし込んできた私。 その数は、いつの間にか900を超え、 特にお菓子作りでは、 この型を使うときはこう こういう仕上がりの時はこう っていう、私好みの細かいレシピの型が 記録として積み重なりました。 その積み重なったレシピを組み合わせたり

初心に帰る

今では毎週日曜日に更新するのが習慣になっている、 このnoteという居場所。 そういえばどうしてはじめたんだっけ、 とふと思うときが最近あって、 私の発信の根本を見直す機会ができました。 ことの始まりは1本のYouTube動画 外出自粛が当たり前になっていた数年前。 おうち時間を過ごす中で、何気なく目に留まった動画がありました。 はじめて、mikuさんが届けるEssay Vlogに触れた私は、 自分と向き合い、自分を大切にされている丁寧な暮らしぶりと、 素

本当は自信がなかっただけなのかもしれない

2021年ごろからインスタでのレシピ発信を始めて、少したってからカフェ巡りの記録もしていた私。 インスタの不具合でカフェ巡り記録用のアカウントが消えてしまってからも、 LINE PLACEというアプリで記録を残したり、レシピ発信用のアカウントのストーリーズで食レポをしたり、 何かしらの形で、おそとごはん・おやつの発信もしていました。 自分が食べたものを自分の言葉と写真で記録するのは楽しかったし、 なにより、紹介したお店やブランドさんに写真そのものや宣伝したことを喜ん

自分を整え、保つための朝時間

辺りがまだ薄暗い早朝。 自分と向き合えて、一番生産的になれるこの時間は 一日の中で一番大切にしたいものだなと、思っています。 4:57 - 起床:心身のリセットスマホのアラームで目を覚まし、私の1日がスタート。 お手洗いに行って、洗顔と歯磨きも。 その後、小さな紙にその時思っていることを英語で書き出して(ジャーナリング)、体も心もリセットします。 5:00 - 体を起こす 一口常温水を飲んで体を潤したら、 数年前にYouTubeを見ながら覚えたヨガを、自分なりに

笑いも悔しさも涙も全部

ワンルーム6帖で、冷蔵庫も布団も机も全部共存しているこの空間で、 唯一、毎日のように賑わう料理撮影のスペース。 作業机に60cm×60cmの背景ボードを置いただけの この小さな場所で収めた写真には 笑いあり悔いあり涙ありの 私の人生が刻まれている気がします。 ブランクからの新しい道へこちらの記事でも書いていたように、 私にとってのカメラの始まりは野鳥撮影でした。 勉強や部活、習い事でいっぱいいっぱいになった高校では、 いつの間にかカメラを触ることはなくなり、 何

あの時、あの場所で

今では当たり前のように、自然栽培(農薬・化学肥料・動物性堆肥不使用)野菜を料理して食べて、 そこでできたレシピを発信したり、それを軸に活動を広げたりしている私。 そういえば、あの時の出会いがあったからこうやって楽しめているんだなと思い返しています。 自分の興味と直感に向き合って当時、うつ病の闇から少しずつ明るみに出始めていた私にとって、 毎週市場へオーガニック野菜を買いに行くことが、一つの楽しい習慣になっていました。 しばらくは表参道の比較的大きなマーケットに週末通

「私らしいあり方」はきっと

ちょっとしたご縁で、お気に入りのアイスを販売することになった私。 この夏の一つの挑戦として、少し違和感を覚えながらも精一杯やり遂げました。 あの時のご縁からご自身でヴィーガンスイーツを展開されている方のブランドのお手伝いを今年2023年からずっとさせていただいている私。 最初は、彼女のキャロットケーキの撮影から始まり、ケータリングやセミナーでの料理提供に至るまで、色々な経験をさせていただきました。 今回は、彼女の知り合いとコラボしながらのマルシェ開催が決まり、彼女のケ

ゆっくりでも確実に前へ

ヴィーガンの生活を送るようになってから料理に目覚めた私。 自分にあった食材や調理法、献立などの食スタイルが確立してくると、 調理して食べること・それを発信することが生き甲斐になっていました。 いつの間にか「料理研究家」が憧れの存在になっていて、今回お話しする"veggy"という雑誌と関わりながら活動することが、1つの目標でした。 "憧れ"のまま終わりたくないオーガニックやプラントベース、サステナブルといった、最近注目されるようになってきているコンテンツが満載の "ve

器×料理から見えた わたしのやりたいこと

今回初めてやってみた、器と私が作る料理のコラボ。 ちょっとしたご縁で繋がった、器の店主との会話の中であがっていた話が、やっと形になりました。 私の中で今後に繋がりそうな貴重な経験ができた気がして… 今回はそれについて書き残しておこうと思います。 器と料理私が作るスイーツやプレートごはんに合わせて器をセレクト頂けて、コラボ企画が動き出しました。 今回選んでいただいたのは、以下の3種の器。 こちらをお借りして、レシピから準備したサラダボウル・スイーツ・プレートごはんを

日常に溢れる"教材"を最大限活かして

毎日SNSやレシピサイトで、レシピアイデアとそれを分かりやすく、かつ魅力的に伝えるための写真や動画を投稿している私。 写真や動画を学校の授業などで学んだことはなく、無意識でやっている部分が多々あるのですが(苦笑) 今回はせっかくなので、私がレシピ投稿に至るまでの習慣を言語化してみようと思います。 インプットを元に、映像アイデアを考えて表現する プレートごはん編 #ベジヘルプレート として投稿しているおうちごはんプレートは、 何をメインとして見せたいのかを考えた上でお